ユニオンセレクトセール購入馬①
今日はユニオンのお話です。
2年前に懸賞でイルクオーレの一口に当選して以来、お世話になっているユニオンオーナーズ。もしイルクオーレが勝ち上がれなかったら退会か…と覚悟していましたが、先々月にそのイルクオーレも無事に勝ち上がり。
ふう、と胸をなでおろして会員用ホームページを見ると、2021年先行募集馬が2頭公開されていました。例によってセレクトセールで購入された馬達です。
イルクオーレもセレクトセール購入馬ですが、過去にはエポカドーロ、ビターエンダーという当り馬もいるユニオン随一の注目カテゴリーが『セレクトセール出身のユニオン募集馬』なのです。
せっかくなので、チェックしなくては。
ということで、一頭目です。
募集馬名:『デライトポイントの21』
父:レイデオロ
母:デライトポイント
母父:トウカイテイオー
一口価格:60,000円
○コメント・所感
レイデオロの初年度産駒ですか。ドゥラメンテがこの世を去り、ルーラーシップが高齢となってきた今、キングカメハメハ直系の中距離路線を引っ張る重責を背負うのはレイデオロです。
おそらく、レイデオロ産駒の注目の配合としては、レイデオロ自身の母ラドラーダの奥にあるウンドインハーヘアを活用したディープインパクト産駒との配合にはなるのでしょう。そんな名牝系母系クロスの産駒の多くはノーザンファームで募集されるとは思います。
もう一方の注目は、サンデー系繁殖牝馬と合わせるアウトブリードクロスも定石ではありますが、Mr.Prospector系やRoberto系の繫殖牝馬との配合でしょう。ダート界を無双する最強馬も、特大ホームランを一発かっとばす大物も、どちらの夢を見れるはず。
今回の『デライトポイントの21』は後者を狙った配合でしょうか。
母デライトポイントはサンデーレーシングで募集されたものの、3戦未勝利。トウカイポイントの全妹としての期待には応えることはできなかったですが、繁殖に上がってからの仔出しはよく、産駒の勝ち上がり率は非常に優秀。代表産駒にはオツウがいますね。
シンボリルドルフ→トウカイテイオーというラインはロマンにあふれています。また、母のマッチポイントの父はリアルシャダイですか。また、ノーザンテーストの血もありますね。この血統表はいいなあ。
そんなたまらない血統表のデライトポイントに、レイデオロと配合したことでRobertoの5*4のクロスが完成していますね。前述した通りの大物感はもちろんのこと、父系・母系ともに溢れるスタミナを受け継いでいるように思えます。
ユニオンが「令和の大舞台を強く意識」と言っているように、まさに府中のクラシックディスタンスの舞台が合いそうな血統馬。
会員向けの先行募集から注目間違いなしです。
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