ユニオン恒例のセレクトセール購買⇒先行募集
ユニオン恒例の先行募集馬が10月1日に公開されていました。
↓参考
ユニオン・オーナーズ・クラブ UNION OWNERS CLUB
ユニオンはマイホース登録なる登録をしておくと、所属馬の近況をメールでお知らせしてくれます。
ブログ主は2歳馬のイルクオーレを登録しているのですが、吉澤Eastで調整をしていたこともあり、ユニオンのホームページは1週間に数回チェックする程度。そのため、あやうく見逃すところでした。
イルクオーレ、良いタイミングで再入厩してくれてありがとう。復帰戦期待しているよ。
また、本ブログのコメント欄でお知らせ頂いたりもして…本当にありがとうございます。
さて、話を戻します。
ユニオンは集合牧場系の一口クラブですがセレクトセールで購買された馬も毎年数頭募集がかかります。例年2頭ずつのペースで来ていましたが、今年は1頭ですね。
この先行募集馬が出世するケースが多いのが近年のトレンドにもなっており、例えば先日惜しまれながらも引退した皐月賞馬エポカドーロや今年の日本ダービーにも出走したビターエンダーもセレクトセール購買&先行募集組です。
ついでに言えば、ブログ主がユニオンに入会するキッカケになったイルクオーレ(2歳未勝利)も同じく、セレクトセール購買からの先行募集、ということになります。
当然、注目しないわけにはいきません。
ロードカナロア産駒の『ウイングザムーンの2020』
今年、募集がかかったのは『ウイングザムーンの2020』です。
父:ロードカナロア
母:ウイングザムーン
母父:アドマイヤムーン
予定厩舎:美穂 手塚厩舎
と発表されています。
母ウイングザムーンはJRAで6勝。1,200メートル~1,600メートルの芝コースを中心に活躍しています。25戦も走ったのは立派。勝ち鞍に1,400メートルという非根幹距離が多いのは父アドマイヤムーンの産駒らしさを感じます(苦笑)
引退してからの仔出しも順調で、本馬は4番仔になります。
兄姉や近親に近年の活躍馬はいませんが、プロフィール的にチャレンジする路線は短距離路線であると明確なのはわかりやすくて良いですね。
配合的にはStorm Catの3*3という濃い目のインブリードがありますので、無理に抑えることなく、前目で押し切っていくような馬をイメージします。
ロードカナロアの産駒はダートでも条件戦を勝ちあがる馬が増えてきていますが、本馬も芝で切れ負けするのならダートに矛先を変えることも充分出来そう。
また、予定厩舎は関東の手塚厩舎です。大事に馬を育成するタイプの厩舎ですよね。フィエールマンなんて無理使いしていたら脚元が故障してしまっていたかもしれません。
無理使いはせず、距離や条件も馬に沿って選んできて勝ち上がりをさせる美穂を代表する名門厩舎、というのが私の印象です。
預託厩舎を見ても、ユニオンからの期待も大なのではないでしょうか。楽しみな馬がラインナップに加わりました。