梅雨空の宝塚記念
今年も春のグランプリレースがやってきました。昨年同様、梅雨空の一戦になりそうです。宝塚記念というと思い出すのは鈍色の空ですもんね。晴れ晴れとした青空の下で行われるレースというイメージはあまりありません。
また、思い出す馬はと言われると、やはり牝馬を思い出します。ドゥラメンテを抑えきったマリアライト、連勝街道が始まったリスグラシュー、そして昨年の覇者クロノジェネシス。今思えば、この一戦から本格化する馬も多いです。
そういう意味では勢いや天候を見極めねばならず、中々予想も難しい…どちらかと言えば、苦手なGⅠかもしれません。
とはいえ、春の総決算。バシッと当てて秋のGⅠにつなげたいです。頑張ります。
本命はレイパパレ
まずは本命です。1番人気から3番人気までズラリと牝馬が並びそうですが、ここはレイパパレを本命に指名します。
デビュー以来、ここまで無傷の6連勝。さすがに敷居が高いと言われていた前走の大阪杯で2着以下を0.7秒も突き放した走りっぷりは圧巻の一言でした。
今回のライバルはクロノジェネシスになると思うのですが、中位から差していくのが持ち味のクロノジェネシスにとって、先行して二の脚を使うレイパパレは一番相性が悪い相手と見ます。
重馬場での適性を示していることも安心材料です。
対抗はアリストテレス
次に対抗です。ここは牡馬の最右翼であるアリストテレスで勝負。天皇賞春では「ここしかない」と思ったのですが、思ったような結果にならず。リベンジの想いも込めて指名です。
距離は長いほどよいエピファネイア産駒にとって、非根幹距離である2,200メートルをどう捉えるかですが、内回りでパワーを要するコースが悪いとは思えません。実際、アリストテレスは2,200メートル戦を2勝しており、距離的な相性は抜群です。
意外にも宝塚記念の勝利は2006年のディープインパクトまで遡る新パートナー武豊ジョッキーを背に牡馬の強さを見せつけてほしい。
紐はユニコーンライオン
最後に紐です。本命サイドとそれ以外の馬の実力差がある面々のため、あまり穴馬らしい穴馬はいないのですが…
宝塚記念は7歳以上の馬の成績が振るわないというデータもあることを踏まえ、あえて指名するなら5歳馬のユニコーンライオンでしょうか。鳴尾記念を勝って臨む一戦。一時期の不調を乗り越えて、今が最盛期という印象があります。
あとは内枠の坂井ジョッキーには気を付けておくと良いことがあるという個人的なジンクスに乗ってみます。
買い方は馬連ボックス
最後は買い方です。面白みはないですが、3頭の馬連のボックスで買ってみましょうか。固い決着になるという見込みもあり、潔く点数を絞って勝負です。
馬連ボックス3点。
以上。
レイパパレとアリストテレスの馬連は15倍くらいでしょうか。ユニコーンライオンが絡むと30倍くらいはつくかもしれないですね。
台風に備えつつ、テレビの前で春のグランプリを楽しみにします。