桜花賞馬ならディープインパクト産駒
「POGで比較的取りやすいGⅠは何か?」という非常に乱暴な話をぶち上げて、勝手に答えを言うと「桜花賞」だと私は思います。私は取ったことありませんが(←)
というのも、大種牡馬として君臨していたディープインパクトの産駒から牝馬を指名すれば、勝率が上がるからです。
2010年から2019年の10年間で実に5勝をあげています。まさに庭です。
しかも、2歳〜3歳の牝馬路線は阪神JF⇒チューリップ賞⇒桜花賞と阪神マイルの同じ舞台が続くので、あわよくば総取りすら出来てしまうというおまけまで。
最初に完全に乗っかるべき、基本の勝ち筋なわけです。いわば、メンタンピンです(?)
というわけで、良さそうなディープインパクト産駒いないかな、と探して見つけた『シャムロッカーの2018』が今日の気になる馬です。
『シャムロッカーの2018』(牝馬)
馬名:ジュリアバローズ
母:シャムロッカー
母父:O’Reilly
厩舎:堀 宣行
生産者:ノーザンファーム
〇POGで気になるポイント
本馬の馬名でビビッと来る方は競馬好きと言っても過言ではないでしょう。そう、今年ダービー馬になったロジャーバローズと同じバローズ軍団の一頭です。
母シャムロッカーはオーストラリアで3歳チャンピオンになった名牝。AJCダービー(G1)、VRCオーストラリアンギニー(G1)、VRCサイアーズプロデュースS(G2)を勝利。
他にも AJCオークス(G1)、VRCオークス(G1)で2着をしているなど、その戦績は輝かしいものです。
引退後、日本で繁用されるようになってからは3頭の馬をターフに送り出しています。
ちなみに、
本馬の全兄のサトノグロワールは2勝をあげて現在休養中。
オルフェーヴルを付けた半兄トロルは未勝利で引退。(ちなみに、ブログ主のPOG指名馬でした…)
現3歳の半兄サトノシャロームが上手くすればクラシックに乗ってくるかな…
といったところ。
3頭デビューで合計3勝は悪くはないのですが、期待されたポテンシャルからするとちょっともの足りないのも確かです。
ただ、本馬の血統を見れば、「ディープインパクト×Nothern Dancer系母父」という鉄板配合です。悪いとは思えない。母父のO’Reillyは日本ではあまり馴染みはありませんが、ニュージーランドでGⅠを2勝した快速馬であり、母シャムロッカーがマイルGⅠを制していることからも「ディープインパクト×母父マイル馬のスピード牝馬」というパターンにも当てはまります。
厩舎も美穂の名門・堀厩舎。意外にも3歳牝馬のクラシック路線では代表馬がいないので、本馬は人気の盲点になりそう。
オーナーの勢いに乗って、指名リストに加えておいて損はないと思います。