ディープが1位は譲らず…ではなく
遅ればせながら先週末行われたセレクトセールの結果をニュースサイトで見ていたのですが、今年の合計落札額のトップはディープインパクトじゃなかったんですね(今更)。
『シーヴの2019』が5億1千万で落札されたというニュースは目にしており、1歳馬セッションでの高額馬トップ5は全てディープインパクトだと速報を見ていました。
ちなみに、こんな感じの落札額。カウントダウン形式で↓↓↓
5位:2億円! カンビーナの2019(牡:父ディープインパクト)
4位:2億2000万円!! アブソリュートレディの2019(牡:父ディープインパクト)
3位:2億4000万円!!! テディーズプロミスの2019(牝:父ディープインパクト)
2位:4億円!!!! フォエヴァーダーリングの2019(牡:父ディープインパクト)
1位:5億1000万円!!!!! シーヴの2019(牡:父ディープインパクト)
トップ5で15億越え。やばすぎ。
なので、トータルでもディープインパクトはトップを譲らないだろうと思っていましたが…意外な結果です。
ちなみに、トップの座についたのはハーツクライでした。
なんでかと思ったら、出来が良かったのはもちろんのこと、1歳馬のセッションだけではなく、当歳のセッションにも多くの馬をエントリー出来たことが大きいみたいです。
なるほどー、言われてみれば、当然ですね。ディープインパクトとは当歳馬との絶対数が違うわけか。
種牡馬別の落札合計額ランキング
当歳馬も含めた絶対数で落札合計のランキングが決まるという視点でランキングを見てみると、時代がかわってきているのがわかります。
今度はランキング形式で↓↓↓
種牡馬別合計落札額ベスト10
1位:27億1800万円 ハーツクライ
2位:24億9700万円 ディープインパクト
3位:16億6100万円 ロードカナロア
4位:14億400万円 ドゥラメンテ
5位:9億3300万円 エピファネイア
6位:8億6700万円 キズナ
7位:6億2800万円 キタサンブラック
8位:6億2200万円 ハービンジャー
9位:5億6300万円 キングカメハメハ
10位:5億3900万円 ドレフォン
ディープインパクトとキングカメハメハは絶対数が少ないため、それぞれ2位と9位という結果に。ハーツクライとロードカナロアが来年のセレクトセールで1位2位となるのは堅そう。他にも、順調なスタートを切ったキズナとエピファネイアが順位を上げてきています。
キタサンブラックも7位は健闘ですね。本格化はゆっくりでしたが、早くから活躍した馬でしたし、馬体もムキムキなので産駒も見栄えがしたのかもしれません。
8位にはさりげなく地位を築いているハービンジャー。芝向一本槍の種牡馬のため、一口馬主では芝に強みがあるクラブで出資しないと難しい種牡馬です。キャロットでは2020年募集は5頭いるし、今年は出資したいな。
そして、10位は、なんとドレフォン。
受胎条件300万円からスタートした馬であり、米国輸入種牡馬であるだけにダートを連想しますが、キャロットでも4頭募集をされているように社台・ノーザンからプッシュがある種牡馬で、その上、セレクトセールでも評価されているのなら一口馬主として敬遠するのはちょっと勿体ない…なんてこと夢想してしまいます。
…あれ、ランキングにダイワメジャーがいない!(ブログ主はダイワメジャー産駒大好き。)
この前、モントライゼが未勝利を強い勝ち方をしたように、まだまだ活力がある種牡馬だと思うのだけどな。
セレクトセールではクラシック、言ってしまえばダービーを勝てる馬が人気をするということでしょうか。
人生の成功者の集い、セレクトセールは違いますね、やっぱし。