徒然なる書き出し
ブログを始めて以降、思ったよりも沢山アクセスを頂いており、それが嬉しくって3月以降毎日ウキウキ更新をしていたのですが、昨日更新が途絶えてしまいました。
その理由は2つあります。1つ目は前向きな理由。2つ目は少し残念な理由。
前向きな理由:ブログの構成見直し
今週の月曜日に友人にブログ見せたらですね、
「ユーザビリティを考えなさい」
と手厳しい指摘を受けまして。
ああ、確かに見出しもなければカテゴリも無茶苦茶だ。
ということに気が付きまして、せっかくなのでブログの各種設定をカタカタ直し始めていたら更新をする時間が無くなってしまった。
残念な理由:後輩に絡まれた
このブログでちょうちょく出てくる『零細一口馬主』という言葉通り、私はお金が無いくせに一口馬主を始めてしまったサラリーマンなのですが、帰り際に悩める若手の後輩に絡まれてしまい、散々悩み相談に付き合っているうちに時間が無くなってしまった。
若手以上中堅未満サラリーマンの『後輩から悩み相談に対するさしすせそ』
1つ目の理由はいいのですがね、2つ目の理由はほとほと困りました。
年次ばかり重ねていつの間にか中堅にさしかかったサラリーマンにそんな悩み相談をされても困るわけで。。。
○○君、競馬のことならともかく、仕事のことを私に聞いても答えはないよ、と。
書こうと思っていた「種牡馬考察ハーツクライ編」をどうしてくれるんだ、○○君は、と。
キャリアプランが描けないのと悩む割にはよくハイボールを飲むな、○○君、と。
まあ、これも人生ということ(?)で、前回のPOG編と同じくどれだけ需要があるのかわかりませんが、久しぶりにフル活用した『後輩からの悩み相談に対するさしすせそ』を書き残しておきたいと思います。
ちなみに、本場の「相槌さしすせそ」は
「さ」:さすがです
「し」:知りませんでした
「す」:すごいですね
「せ」:センスが良い
「そ」:そうですね
と言われています。
『後輩からの悩み相談に対するさしすせそ』
「さ」:最低だな。
「さすがです」は先輩/上司に対して有用ですが、後輩相手はそうもいきません。相手よりこちらが目上ですから、相手を持ち上げると間が変になります。
そんな時に使えるのが「最低だな」です。
用例としては
「~って言われてんですよ。おかしくないですか?」
と言われた時、すかさず
「それは最低だな」
と使ってあげるとよいです。
「し」:信じられないな
こちらも先輩/上司に対しては「知りませんでした」が有用ですが、後輩には使えません。窮状を訴えているのに、その状況を「知りませんでした」と答えてしまう危険もあります。そんな時にこのフレーズです。用例としては
「○○の案件は僕一人でやってるんですよ。毎日10時になっても終わりません」
に答えて、すかさず
「それは信じられないな」
です。
驚いてあげることで相手の共感を生みましょう。「(俺が若手の時と同じで)信じられないな」という感じに使えば、驚きが自然に生まれます。
「す」:すごいじゃないか
「相槌さしすせそ」女王(?)こと「すごいですね」の変化形ともいえます。
これは用例を強調するものでもありませんが、
「でも、投げ出すのが嫌だから…」
というちょっと前向きになった時にだけ、
「それはすごいじゃないか」
と言ってあげると好ポイントです。
「前向きに仕事をしなくても、淡々と仕事をしてるだけでも偉いんだよ」と言ってあげたいのをグッと我慢します。なぜなら後輩が前向きに仕事をしてくれれば、次の愚痴飲み会が無くなるかもしれないからです。
「せ」:戦争の元号の人間だからさ
「相槌さしすせそ」でも「センスいいですね」という苦しさが垣間見える「せ」ですが、私からの新しい提案。
「戦争の元号の人間だからさ」
昭和世代の同志の皆さま、これ、使えます。
用例としては
「●●(聞いたこともないような意識高いフレーズ)って知ってますか?」
と言われ、反応にすら困った時に、
「俺、戦争の元号の人間だからさ」
と使って、その話題をやんわりと拒絶する。
「○○さんって昭和なんですか?」と笑いながら言われることもありますが、その時は「そうだよ。(平成の君はチョベリバとたまごっちの元号だね)」とやさしく言ってあげてください。
「そ」:そうなのか
「相槌さしすせそ」の王様(?)はここでも健在です。
ここまで長々と書いてきてなんですが、会話の8割以上をこのフレーズで賄うことが出来ます。用例も必要ないほどです。
終わりに変えて
今朝、朝八時に来た後輩からの御礼メールを見て、胸に感じるものがありました。
この前向きさ。ゴールデンウイークの前にも全力を出そうとする若さ。
私はなんて擦れた人間になってしまったのでしょう。
「ただただ、聞いて欲しい」というのが悩みを打ち明ける側の願い。
もし皆さまも同じように後輩に絡まれてしまったら、自分も似たようなことを先輩にしていた業を受け入れて話を聞いてあげてください。
その時に『後輩からの悩み相談に対するさしすせそ』が役立てばうれしいです。