【一口馬主ブログ】一口馬主の雑記帳

零細一口馬主のブログです。ロードサラブレッドオーナーズで2018年に一口馬主デビュー。2019年にユニオンにも入会しました。

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【爆笑落語】柳亭市馬と柳家花緑の牛込落語会の体験記

 『笑わされる』という快感

今日は落語のお話です。

年に数回は足を運ぶ場所というのがブログ主にはあります。

1つが競馬場。主に府中、中山。時に旅打ち。いつかの夢は海外競馬場。競馬場が醸し出す鉄火場と祝祭を混ぜたような雰囲気が私は大好きです。人それぞれがそれぞれに楽しむ、それが許される場所。カッコよく言い過ぎですかね、あはは。

1つがベースボールパーク。まあ、野球場ですね。巨人ファンでもありますが、母校の学生野球公式戦とかにも足を運びます。こちらは一体感重視。『ファン』というコミュニティの中に埋没して感情移入出来るのが良いですね。勝ち負けはオマケです。行くと負けることが多いのは、内緒です。

最後の1つが寄席です。あ、知ってます?寄席って?『よりせ』じゃないです、『よせ』と読みます。あれです、落語をやってるところです。実は毎日やってるんです。地方競馬もビックリ。

ブログ主は高校生くらいから寄席や独演会に行ったりしていますので、人並み以上には落語が好きなんだろうと思えるくらいには好きです。

なぜ好きかというと、『笑わされる』という快感がたまらない。日常の愛想笑いとか、付き合い笑いを忘れさせてくれます。気兼ねなく笑うこと、それが幸せであるとわからせてくれる。

皆さん、最近腹の底から笑っていますか?私はあまり笑えてません。たはは。

 

『牛込落語会』~柳家花緑柳亭市馬が二席ずつ~

いつものように前置きが長くなりました。

そんなわけで、ブログ主は寄席はもちろん、好きな落語家が出る独演会にも足を運ぶのですが、先週の土曜日、牛込箪笥市民ホール(凄い名前)で行われた『牛込落語会』のチケットを買って行ってきました。

 

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牛込落語会(お昼・夜の二本立て)

お目当ては柳家花緑です。

柳家花緑は実力派の中堅落語家です。名人と謳われた柳家小さんの孫、と言った方が往年の落語ファンには通りがいいのかもしれません。ですが、そういったいわば血統的な肩書はおいておいても、柳家花緑は面白い。

ブログ主は評論家でもなんでもないので、有り体に言うと、柳家花緑はおしゃべりが上手なんですよね。マクラも面白いし、ちょっと大げさな話の振りも勢いがあっていい。嫌みが無い客いじりや応用力も秀逸です。これからますます聞きたくなる落語家。今初めて落語を行きたいという友人がいたらブログ主は柳家花緑が出演する寄席に連れて行くと思いますね。それくらい好き。馬で言ったら古馬になって天皇賞秋を勝つまでのエイシンフラッシュ

…いや、違うか。競馬には例えづらいですね。

ちなみに、お目当てと同じくらい注目だったのは柳亭市馬も出演したということです。現在の落語協会会長。これから10年が脂の乗り切った時代かも。外れは考えづらい。馬で言ったら本格化する直前のモーリス。

…これも違うか。もう競馬で例えるのはもうやめておきましょう。

本来は一人ずつで独演会してもチケット完売のはず。柳家小さんの弟子繋がりで本組み合わせが実現したのでしょう。ちなみに、柳亭市馬の話を生で聞くのは初めてでした。

演目&感想

演目としてはそれぞれが30分弱で二席ずつ。

お二人の前に前座(柳亭市若)も一席。マイクの調整が必要なくらい大声だったのはご愛敬。これからがんばってね。

高砂や』

まずは柳亭市馬の『高砂や』。さすが美声でならしているだけあり、滑稽話なのに聞き惚れる。良い声をしていました。古典落語なのでネタバレも何もないのですが、『高砂や』はご大家の若旦那の仲人を頼まれた職人が酒席で一席歌を披露する話なのですが、「高砂や~♪」と繰り返す下りを飽きさせないのはさすが。

井戸の茶碗

次に柳家花緑。待ってました。話は『井戸の茶碗』でした。あまり柳家では演じない話なのですが、神楽坂は名人・古今亭志ん朝の自宅があった街でもあり、マクラで志ん朝師匠とのエピソードを語っていたのでこの話にしたのでしょう。古典落語の中でも五指に入る好きな話なので聞けて良かったです。これ、古今亭志ん朝の話もいいんですよ。爆笑。20分くらいの話なので、お時間がある方はCDでぜひ。

(世界一有名な動画サイトでも録音版アップされています。CD化、というか商品化されない貴重な音源はここでしか聞けないという…)

『頭山』

中入り後に、再び柳家花緑。兄弟子がオオトリと言うこともあり、話は『頭山』。滑稽話の最たるものですね。ケチな男がサクランボを食べていたら頭に桜の木が生えてきてさあ大変、というバッカばかしい話なのですが、如何にも江戸の呑気な時代に作られた話なので素直に聞けます。軽めの話ですが、柳家花緑自身が好きな話なのかも。過去にも独演会で聞いたことがありました。

船徳

最後の締めは柳亭市馬。時間も気にしたのか、マクラは無しで演目『船徳』へ。これまた滑稽話。道楽者の若旦那が船頭になると言い出し、お客様を乗せて大騒ぎ…という話です。若旦那が船を操っていくうちにだんだんと目に汗が入ってくる仕草とか、船が揺れて煙草に火がつけられないという仕草が面白かったなあ。人によって演じ方が違うと言われる演目なだけに、初めて聞く柳亭市馬の席で聞けて良かったです。

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演目一覧(その場で演目を決めるので、手書き)

最後にくじ引きも

というわけで、大満足の独演会でした。あー、笑った笑った。

ちなみに、最後にはなんとくじ引きがあり、16名の方にサイン色紙が配られました。私はもちろん外れてしまいましたが…

来年も開催される予定らしいので、ご興味がある方はチェックしてみるといいかも。演者次第で私もリピートしたいと思います。