短距離~マイルまでの種牡馬
先週末にNHKマイルカップもありましたが、短距離~マイルまでの種牡馬の産駒はPOGでは非常に狙いどころ。
一口馬主にも言えることですが、GⅠを勝つのはもちろん夢。でも、それは非常に難しい。特に2歳~3歳のPOG期間内でGⅠは8つしかありませんからね。
となると、実はありがたいのは2勝+重賞入着をしてくれる指名馬たちです。ドラフト中位~下位で指名していたおかげでポイントに余裕が出来て、シーズンの終盤を穏やかな気持ちで観戦できるようにさせてくれる孝行馬とでも言いましょうか。
今日はそんな馬をダイワメジャー産駒、キンシャサノキセキ産駒、ジャスタウェイ産から探して見たいと思います。
1頭目:ボンバルリーナの2018(牝馬)ー父ダイワメジャー
早期デビューで推したいのがこの馬。6月のマイル戦でデビューをする予定という情報があります。半兄にはネーミングで話題になってキタノインパクトがいますね。
これまで母ボンバルリーナにはディープインパクトとオルフェーヴルをつけられており、あまり良績馬はおりませんが、父ダイワメジャーに代わって、父の産駒らしいたくましい馬体になりました。牝馬のマイラー育成に長けている平田厩舎預託ということもあり、狙いどころだと思います。
2頭目:レイズアンドコールの2018(牡馬)-父キンシャサノキセキ
過去にブログ主が指名したこともあるモンドキャンノの全弟です。既にゲート試験に合格しており、厩舎も2歳の夏競馬にも積極的な安田隆厩舎なので、とん挫がなければ競馬場に姿を見せる日はそう遅くはないはず。キンシャサノキセキ×母父サクラバクシンオーが想像させるとおり、進むは短距離路線。モンドキャンノの頃と違って多少3歳短距離重賞戦線も盛り上がってきているので、ポイントゲッターとして最適かと思います。
3頭目:アビラの2018(牝馬)-父ジャスタウェイ
ハーツクライの後継種牡馬でもあるジャスタウェイは父に似て産駒はどちらかといえば晩成傾向にあるのですが、牝馬の適性が「芝かつマイル前後」という極端な傾向を示しつつあるので、牝馬のジャスタウェイ産駒はPOGでもいける!が私の理論です。
2歳戦も3歳戦も、活躍の舞台がマイルまでの距離ばっかりですから。
というわけで、本馬をチョイス。母父ロックオブジブラルタルの血を大舞台でも発揮したカテドラルの半弟でもありますし、母の産駒成績が安定しているのもいいですね。ジャスタウェイの父ハーツクライと相性が良いDanzigの血も母系に持っています。
4頭目:ブリュメールの2018(牡馬)-父ジャスタウェイ
牡馬のジャスタウェイ産駒は晩成型が基本。そのため、POGでは避けるのがいいのかなとは思うのですが、本馬はノルマンディーサラブレッドレーシングに所属しているので、早期始動が期待できる一頭です。勝ち上がったらPOG期間内に特別競争にいくつもエントリーしてくれそうです。秋デビューの大物とは違う魅力でいかがでしょうか。
血統的にはトニービンの3*4があるのが如何にも大箱向きでいいですね。好きです。
5頭目:カワカミプリンセスの2018(牡馬)ー父ダイワメジャー
最後は再びダイワメジャーに帰って応援枠です。オークスと秋華賞を制した2冠馬カワカミプリンセスの7番仔。毎年、サンデー系を避けるように配合をされており、今回が初めてのサンデー系種牡馬のお相手となりました。
繫殖実績が振るわないこともあり、セール価格はお安い価格。しかも、シアトルスルーが入る牝馬とダイワメジャー産駒の相性は良くはない。でも、Haloのクロスもありますし、スピードは足りるはず。一発あるなら、この仔でしょう。頑張って。