第59回大手町落語を聞きにいく
今日は一口馬主の話でもなく、はたまたPOGの話でもなく、そもそも競馬の話でもありません。ブログ主が競馬と野球観戦に並ぶ3つ目の好きなことである落語の話でございます。さらっとした感想の更新です。
先週の土曜日、大手町日経ホールで開催された大手町落語会なるものがありまして、いそいそと関東の片田舎からおでかけをして聞いてまいりました。開催場所は日経ホール。いわゆる、ホール落語会というやつですね。
むかしはWINSに行かない週末に寄席にフラっと行くのが楽しみだったのですが、家族が出来てしまうと気ままに動き回るというわけにもいかず、最近はホール落語派になっています。
日程と時間と出演者が決まっていると、家族への言い訳がつきやすいのです。
ちなみに、お値段は4000円ちょっとでした。昨今の他の遊びに比べると、単発の行楽にしてはやや高いお値段なのかも。もっとも、ホール落語会では標準的な金額なのですが。寄席と比べても500円くらいの違いしかないですし、普段競馬で使う馬券代と比べても「ははんっ」と思える金額です。
お目当てはトリだったが…ビビット来たのは二つ目
前座を含めて6席。3時間がっつり話を聞いてきました。当日の出演者と噺は以下の通り。
ちなみに、当初のお目当てとしては中入前のトリを務める桃月庵白酒でした。「古今亭志ん朝を意識した語り口」という古典落語を聞いてみたかったのです。
聞いてみて…うん、かなり意識してますね(笑)題目の「付き馬」も志ん朝が得意にした話でしたし、話の展開の仕方もそっくりでした。もっと話の仕方をくどくしても私は好きかもしません。正統派な古典落語を聞いてみたい人、お勧めします。
ただ、今回は一番個人的に来たのは桂宮治!
いやあ、毒が効いてて面白かった。正統派とは全く言えない話の形でしたが、二つ目らしい勢いがあり、聞いていて飽きない。他の話も聞けないかなぁと思って探しているのですが、まだまだCDやDVDは少ないみたいですね。二つ目だからやむ無し。
とはいえ、もうメジャーと言える存在らしいので、これから贔屓にして聞きに行きたくなります。
トリよりも二つ目にビビッとくるのはたまにある
ホール落語会でも寄席でも、トリよりも二つ目のほうがビビッとくるというのは良くあります。今回はまさにその典型だったかも。前座は一生懸命すぎるし、真打は安定して過ぎている、そんな時にピタッとハマるんです。これがあるから生で落語を聞きに行くのはやめられません。
次はどこの落語会にいこうかなあ。