久々に種牡馬のお話
マクフィ気になります。
今日これからタラタラと書く内容を端的に言うと、上記10文字に集約されてしまう(笑)
マクフィ産駒と言うと、まだ申し込みはしていませんがユニオンで募集されているデンファレの2018から気になっていました。
(参考:https://www.hot-river.net/entry/2019_PEGASUS11%2C12)
2017年から来日し、2019年にデビューする2018年世代が実質的には日本初デビューとなる新種牡馬マクフィ。私は生来の臆病者なので基本的には初物は見逃す主義。例えばPOGで言えば、社台・ノーザンが輸入した鳴り物入りの種牡馬も、基本的に手を出すことはありませんでした。
一口馬主になっても基本的にはそういった姿勢は同じ。去年もエピファネイア産駒とかキズナ産駒とか、気になっても中々申し込みをする段に至っていません。今年で言えば、モーリス産駒もそう。
でも、なんだかマクフィ産駒に関しては出資申し込みに至ってしまいそうな予感が自分の中でしています。なんでだろう?
前書きが長くなりましたが、その「なんでだろう?」という自分の興味を考えてみるのが、今日の更新です。データの裏付けはないので、期待して読まないでください(笑)
①Dubai Millenniumから連なる血統だから
一番はこれですね。生きる伝説名手ランフランコ・デットーリをして、「最高の馬だ」と言わしめたDubai Millennium。種牡馬として未来を嘱望されながらもわずか一世代の産駒を残して急逝。ただ、その一世代からあの名馬Dubawiが生まれ、マクフィへとつながっている。そこにロマンを感じます。
スケールは違いますが、グラスワンダー⇒スクリーンヒーロー⇒モーリスの一子相伝物語みたいに、血統の継承が物語になっているように思えるのです。
Mr.Prospector系という日本では一定の活躍を見せている系統であるのも、いいですね。キングカメハメハが広げた裾野の広さを感じます。
②堅実な走りが想像できるから
これは愛著「種牡馬辞典」で読んでそう信じ込んでいるだけかもしれないのですが、マクフィ産駒は既に欧州で産駒がデビューしており、GⅠ馬も2頭輩出。主に産駒の適性距離はマイル前後。マクフィ自身がマイルのGⅠ2勝をあげていますのでマクフィ自身の適性が素直に産駒に伝わっています。
マイル前後で活躍が見込める馬は早期デビューした場合の選択肢が多く、勝ち上がりへのハードルは低くなると考えられます。
つまり、「まず勝ち上がること」を重視する私のスタンスとバッチリあう。
反面、距離の限界はあるでしょうから母馬との配合の意図を考えてみるのは大事そう。無理に距離適性を伸ばそうとしていない産駒から好印象を受けます。
③今なら値段が安いから
お財布の話。身も蓋もありません(笑)
初年度の種付け料って、難しいですよね。
例えば、ロードカナロアは種付けは今や1,500万円ですが、初年度は500万円でしかありませんでした。需要と供給の原則から、欲しい人が多いほど高くなるのはどこの業界でも一緒です。
が、あまりにも極端かつ金額が桃鉄的で苦笑いしてしまいます。
生き物を扱う以上、それも無理もないとはわかりつつ、誤解を恐れず言えば、初年度の価格は料金設定側も「よくわからない」というのが実情なのかもと最近思うようになってきました。結局は周りからのブランドイメージを元に値段付けをするのが初年度の評価なのかも、と。
そう仮定すると、マクフィの初年度220万円の種付け料はブランド化しきれていないゆえの価格でしょう。安い。GⅠ馬をもう2頭も出しているのに安いよ、マクフィ。
結論:やはり主観的な思い込みだった
この後、実は『④ユニオンとロードっぽい』とか『⑤Danzigの血が母方にある=日本向き底力』とか、そんな理由もあったのですが、割愛します。
というのも、実に主観的な思い込みで惹かれているのがわかってしまったからです。あはは、なんかすいません。
ともあれ、やっぱり気になるマクフィ産駒。第一候補デンファレの2018はユニオン会員HPからMy馬登録して追っかけていきます。