ロードグラディオがバレンタインステークスに出走
ロードグラディオが週末16日の東京10レース・バレンタインステークスに出走します。
2歳~3歳の春シーズン以来となりますが、オープンクラスに舞い戻ってきました。
3歳春シーズンは母シンメイフジの血統から芝でも適性を見せ、芝を使っていましたが、頭打ち。ダートに切り替えてからは適性距離を模索しながら順調にステップを上がってきたのは、若干贔屓で見つつも、明け4歳馬の出世馬といっていいのではないでしょうか。
3勝クラスについては時に出走もままならないほどで、善戦しながらも勝ち上がれない馬もいます。ロードグラディオの頑張りには拍手喝采です。
先日の勝利で無事に一口価格の回収率も100%を超え、一口馬主あるある「最初に選んだ馬が走る」にしっかりとハマった馬になってくれています。
ダート1,400メートルがオールダートは東京競馬場だけ!
さて、今回出走するバレンタインステークス。条件は東京競馬場の1,400メートルのダートです。
調べてみて意外だったのですが、芝スタートではないのですね。
よく言われることではありますが、JRAで2つしかないダートGⅠのひとつフェブラリーステークス(東京競馬場・1,600メートル)はオールダートのコースではありません。芝スタートになります。そのため、外枠に元芝馬が入った場合は芝部分でスピードを出して先行できるので有利。
こういう「隠れ芝スタート」のダート条件はそんなに珍しいことではなく、東京競馬場の1,400メートルもそうだとばかり思っていました。
いやはや、勉強不足です。
そんなダートコースらしい東京競馬場1,400メートル。コース形態としては、ワンターンのダート戦ではありつつ、広い府中の直線を2回走るような舞台ですから一介の逃げ馬では通用しないようです。スタミナに加え、最後までダートでも足を延ばす末脚も求められます。
短距離~マイルのダート実力馬が力通りに結果を出す舞台、と捉えてよさそうです。
ライバル筆頭はユニオンのラプタス
相手関係に目を向けてみると、フルゲート16頭かつ非抽選馬が13頭がいるほどだったので、結構メンバーが揃っています。
中でも、ライバル筆頭はユニオンのラプタスかな。未勝利勝ちから4連勝でオープンに殴り込んでくるとか、凄いですね。ボクシングの新人王かよ。
鞍上幸ジョッキーはダートで先行させたら一級品の腕を持っていますし、ユニオンのホームページを見ても状態は非常によさそう。脚質のタイプも自在なので、一番人気に押されるのではないかな。
ロードグラディオが出ていなければ、クラブ入会者の身内贔屓で応援するのに(涙)
他だと、個人的に過去の馬券で思い入れがあるベストマッチョ(いつ見ても素晴らしいネーミング!)も気になりますが、ショームとかも怖い。オープンクラス慣れをし始めるころですし、横山典ジョッキーは何してくるかわかりませんから。
他にもダートに転向してくるロワアブソリューも嫌な感じですね。切れ味が足らなくなった芝馬の一発は頻繁にあるパターンです。
フェブラリーSにも登録していますが…ここはまずクラス慣れ
ロードグラディオは今回のバレンタインステークスに加え、来週のフェブラリーステークスにも一応特別登録をしています。
メンバーが割れた時のために一応…みたいな感じですね。元々はバレンタインステークスの除外対策の一環かな?
…いや、バレンタインステークスも優先順位6位だったし、正直謎です。
バレンタインステークスで結果を出し、かつメンバー割れをしたとしても、連闘させてくることはないでしょう。
まずは今回、オープンクラスに慣れてもらうことが先決かな。掲示板に載ったら上出来、くらいの気分で応援したいと思います。
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