ロードの今年の勝ち鞍を見て驚いた
POGドラフトから一夜明け、皆様いかがお過ごしでしょうか。
「今年のドラフトは集まってやれないかもしれない…」なんて話が私の周りではポツポツ聞こえていましたが、どうだったのでしょうか。
ドラフトの阿鼻叫喚がPOGの楽しみの5割くらいをしめているといっても過言ではないので、リアル開催のPOGサークルにおられる皆さんのドラフト会議が無事に開催されたことを祈るばかりでございます。
今年も、あなたの、わたしのシーズンが始まります。私のダービー馬はレッドルーベンスです(予定)。
さて、今日はPOGとは関係ないお話。
出資検討をしているロードサラブレットオーナーズの2歳馬ロードエルピスについて調べている時に気が付いてしまったことが今日の主題です。
突然ですが、92.3%です。
これ、なんの数字だと思いますか。
これはですね、今年のロードサラブレットオーナーズに所属する馬の勝ち鞍における、ダート競争が占める割合です。この記事を書いている時点(2020年6月6日の昼頃)で13勝を挙げているのですが、そのうちなんと12勝がダート競争です。芝は1勝しかしていない。
えっ、こんな顕著な傾向あったっけ?
二度見してしまいましたよ。
旬な話題で言うと、「なに、あの柄のマスク」的な感じでしょうか。矢作先生、そのマスクははさすがに、、、みたいな。
『ダート』サラブレッドオーナーズと言われてしまう
その優秀なダート勝ち鞍の内訳を見てみると、
未勝利…3勝
1勝クラス…2勝
2勝クラス…1勝
3勝クラス…5勝
オープンクラス…1勝
となっていて、決して未勝利クラスで何とか勝ち切らせるために荒稼ぎしたわけではないことがうかがえます。
3勝クラス(1600万下)で5勝は特にすごい。一口馬主的には3勝クラスで勝つか負けるかは、収支上の重要な攻防ラインです。これを超えてくる馬はある程度出資額が高額な馬も、生涯収支ではトントンになると個人的には思っています。「次の馬(世代)にも出資しようかな」と思えるようになるという意味でも重要です。
この傾向に気が付いておられる慧眼をお持ちの方は結構おられるようで、巷ではロードサラブレットオーナーズならぬ、『ダート』サラブレットオーナーズだとか、ロード『ダート』クラブだとか、もうロードも無くなって『ダート』クラブだとか、呼ばれております。
うまいこと言うなあ(笑)
まあ、それくらいのインパクトがある数字ということです。
これは方針転換なのか?一過性の傾向なのか?
ちなみに、今週(6月6日、7日)開催で、4頭の所属馬を送り込むロードですが、そのうち3頭はダート戦。75%がダートです。
これはダートに主軸を移してきていると判断してよいのか…?京都サラブレットオーナーズへと方針を転換したニューワールドレーシングのように。
もっとも、去年1年間のロードの勝ち鞍(34勝)を見ると、ダートの勝ち鞍は16勝で、芝のほうが勝ち上がりが多かったのも事実。たまたま、芝馬の引退が重なったり、休養に入ったりしたための一過性の傾向の可能性も当然考えられます。
ちなみに、2歳馬で検討中のロードエルピスは父マジェスティックウォリアーであることからもダートでの大成を願う馬。
うーん、気になるなあ。
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