一応、今日で募集馬の検討は終わり
ロード2019年募集馬のレビューをしてきましたが、一応今日でレビューは最後です。あとはクラブからパンフレットが届き次第、DVDでわからないなりに動きを見ながら検討する形にしたいなあと思っています。迷う時間も楽しみのうちなので、たっぷり時間を使います。パンフレットは11月8日発送だとか。待ちきれない。
はい、そうです。暇人です。
ナンバー29:ダイヤモンドローズの2018
概要
父:ダンカーク
母:ダイヤモンドローズ
母父: ダノンシャンテイ
一口価格:46,000円
預託厩舎:杉山 晴紀
誕生日:4月2日
測尺(体重・体高・胸囲・管囲):494kg・159.0cm・178cm・20.0cm
所感
先日のカラダダイヤモンドの2018が種牡馬枠だとすれば、本馬は厩舎枠です。
杉山先生、気になっているんですよね。開業して4年目の先生ですが、今年はすでに昨年を上回る23勝をあげています。開業5年目以内に20勝をあげるのは、若手中堅では超有望と言って間違いないと思います。
それに、こういっては失礼ですが、預託されている馬もスーパーな馬ばかりでは正直ないと思います。ノーザン育成馬ばかりじゃないし、日高生産の個人馬主の馬だって多い。その中でしっかりと結果を出すのは、ノーザン連携で馬を鍛え上げる厩舎とは別の強みがあると私は思います。わかりやすくと、ロードみたいな中堅クラブ向けな気がするのです。
もちろん、そういった思い込みだけではなく、実際にロードとも相性がいい。過去に預託された3頭のうち、ロードマイウェイ、ロードフェリーチェはいずれも回収率100%を超えています。そして、今年2歳のアンサンブルが新馬勝ち。
これ、すごいことだと思います。
で、そんな杉山先生には今年も2頭預託予定になっていて、その内の一頭がダイヤモンドローズの2018です。
父ダンカークは去年、日本で汎用され始めてからの初めての産駒がデビュー。当初はダート一本槍種牡馬かと思われていましたが、芝でも走る産駒が多く、関係者を驚かせています。
日本ではほとんど見かけないUnbridled's Songの直仔ということで、まだまだ評価は固まっていない種牡馬と私は考えています。
産駒が新馬で勝ち上がることはほとんどないというのが、如何にもUnbridled's Song系でアウトブリードのダンカークらしいと言われていますが…そうなのか、勉強になります。
本馬の母ダイヤモンドローズは未出走で終わっており、本馬は2番仔。繫殖能力は未知数。
少なくとも、半兄のストロングリターン産駒は2歳戦ですでに5戦して2着3回という成績なので、そろそろ勝ち上がりそうと考えると、繫殖能力が低いというジャッジは私にはできません。
最低減の見立てをすると、母父ダノンシャンテイであり、母の奥にサクラバクシンオーがあることからも、本馬は最初は芝で下ろすほうが楽しみかなぁ、くらいです。
…いや、むしろ、ここは未知数の種牡馬と未知数の母同士の組み合わせと見立てることにしてみます。
なぜなら上り調子の杉山先生に乗っかると考えれば、未知数の魅力があるほうが面白いから。ロードのセール購買馬の中ではやや高額の部類に入る一頭ですが、予算範囲内だし、前向きに検討しています。
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