ロードサラブレッドオーナーズ 2021年募集馬出資検討⑤
今年の出資検討は4頭のみで予定していましたが、いよいよ締め切りが来週22日に迫り、動画を見ていたらどうしても気になる馬を見つけてしまいました。成長次第では、大物になりそうな予感。スターコレクションの2020です。
スターコレクションの2020(牝)
父:エピファネイア
母:スターコレクション
母父:アグネスタキオン
一口価格:44,000円
預託厩舎:森田 直行
誕生日:4月4日
測尺(体重・体高・胸囲・管囲):481、155.5、181、20.6
気になるポイント
母スターコレクションは現役時代に3勝。アグネスタキオン産駒の弱点でもあった脚元不安がなければもっと出世していたというのはケイアイファームの見立てで、繁殖に上がった頃から毎年期待を受けています。
実際、デビューまでこぎつけた産駒の勝ち上がり率は高く、複数勝利をあげる産駒も多いことからも優秀な繫殖牝馬です。
今回募集のかかったスターコレクションの2020はスターコレクションの12歳時の産駒で、7番仔。大物産駒が多いボリュームゾーンの出産年齢で、ありていに言えば、牧場側も大物を狙って種牡馬を選ぶ年齢。その相手に選んだのはエピファネイアでした。
母スターコレクションの父アグネスタキオンは母父に入るとなぜか上級ダートを輩出するというデータもありますが、今回のケイアイファームの狙いは芝馬かと思います。
サンデーサイレンスの4*3に加え、Northen DancerとHail to Reasonのインブリードクロスがある血統表はバランスもよく、嫌煙されがちなRoberto系牝馬の弱点であるスピード不足を感じさせるものではありません。パンフレットでもアピールがありますが、半兄ロードラスター(父:リオンディーズ)の切れ味も父エピファネイアを選ぶ後押しになったのかもかもしれませんね。
これはいつもの妄想です。
預託先の森田先生は厩務員から調教師に転身したという異色の経歴の先生で、そこに至るまでのストーリーはシンデレラストーリーというよりかは、泥臭い人間味がある物語。
馬の調教の仕方はどちらかというとスパルタ風で、レースを使っていくタイプなので外厩にやや不足があるロードとの相性は悪くありません。短めの距離が得意という印象がありましたが、最近ではモズヘッロやメロディーレーンなど、長い距離の馬の育成にも長けています。本馬の適性は長めの距離になるでしょうから、面白いのではないでしょうか。
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