ロードサラブレッドオーナーズ 2021年募集馬出資検討④
ロードでは毎年、不思議な馬が人気します。ラインナップの大多数を占めるロードカナロア産駒にも申し込みは集まりますが、1番人気は別の馬だったり。
種牡馬で人気は決まりません。やや玄人好みの変わったクラブなのでしょう。
この馬はきっと人気するはず。アルセナーレの2020です。
アルセナーレの2020(牝)
父:シルバーステート
母:アルセナーレ
母父:クロフネ
一口価格:32,000円
預託厩舎:坂口 智康
誕生日:3月27日
測尺(体重・体高・胸囲・管囲):491、159、182、20.9
気になるポイント
母アルセナーレは現役時代に2勝。クロフネ産駒らしく、ダートで活躍しました。関東オークスの実績も光ります。あと一勝が遠かったのはやや早熟だったという見方もできるかもしれませんが、2着・3着を数多く重ねているのが惜しいですね。その中でも34戦を走り抜いたのは立派です。
そして、繁殖生活の初婿の相手に選んだのが今を時めくシルバーステートです。
血統表の特徴はサンデーサイレンスの3*4という奇跡の血量。また、母父クロフネの活躍馬がトレンドにもなってきているのも心強いです。
ちなみに、シルバーステートは「ディープインパクトの最高傑作」と言われながらも脚部不安で惜しまれて引退し、種牡馬入りした時から大人気。
しかし、言ってしまえばあくまで穴人気で、ここまで産駒が大活躍するとは皆想像していなかったのでは。
2歳リーディングサイヤーランキング上位をドレフォンと争い、早くも2歳重賞ファンタジーステークスを制したウォーターナビレラを出しています。芝路線で活躍を重ねる馬が多いことからも種牡馬人生は前途洋々ですなあ。種付料も順調に高くなりそう…(笑)
適性は母の活躍からはダート馬という見方も出来ますが、是非とも芝でおろしてみたい一頭だと思います。もちろん、預託先の坂口厩舎は今年になってダートでの勝ち鞍をグッと増やしていましていますから芝でダメならダートで…という目算も立ちます。
やはり、プロフィール、金額、厩舎などがバランスが取れていて穴が少なく、大物感もある一頭だと思っています。
今年の出資候補一番手です。
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