ロードサラブレッドオーナーズ 2021年募集馬出資検討②
今年はどうかはわかりませんが、基本的にロードは申し込みの抽選が穏やかなクラブで、好きな馬に出資が出来る可能性が非常に高いクラブです。これまで4世代出資してきましたが、先行抽選で申し込めなかったのは1度だけです。
なのでというわけではありませんが、出来るだけ色んな母親の馬に出資しようと思ってきました。悩んだら既出資馬の半弟・半妹じゃないほうを選ぶという。
ただ、この馬は悩みます。エンジェリックレイの2020です。
エンジェリックレイの2020(牡)
父:キタサンブラック
母:エンジェリックレイ
母父:ダイワメジャー
一口価格:56,000円
預託厩舎:清水 久詞
誕生日:2月2日
測尺(体重・体高・胸囲・管囲):479、162.5、184、20.9
気になるポイント
母エンジェリックレイは優秀な繁殖牝馬です。自身は1走したのみで引退してしまいましたが、これまでロードで募集された4頭の馬は全て勝ち上がり。その中には現2歳馬で、ブログ主の出資馬であるロードリライアブルも含まれています。
母父ダイワメジャーという血の影響か、芝とダートの舞台なら結局はダートに路線を変えている兄姉が多いでしょうか。もっともロードリライアブルは父ハービンジャーということで芝馬で頑張ってもらうしかないですが…
今回、母エンジェリックレイが迎えたのは今年産駒がデビューしたキタサンブラック。デビュー当初は不振不振と言われていましたが、今では新種牡馬リーディングサイヤーの2位に付けています。中距離の番組設定が増えるごとに輝きを増している印象で、これからますます期待の種牡馬。
良いですね。そろそろ代表産駒が欲しい母にとってベストなタイミングでカップリング出来たのではないでしょうか。
そして、預託先は父キタサンブラックの管理調教師でもあり、スパルタ調教で知られる清水久詞先生。走らせ、そして坂路でビシバシやって鍛えるタイプの先生です。
体調が万全なら競馬場で走る姿を見るチャンスも増えそう。芝を得意とする牡馬に活躍馬が多いので、そういう意味でも本馬は良い厩舎に預けられると思います。
ただ、本馬の場合も気になるのはそのインブリードクロス。サンデーサイレンスの3*3に加え、Halo、ノーザンテースト、Lyphardまであるという、てんこ盛りです。Lyphardは父キタサンブラック自身から引いてくる薄めの血なのでそこまで気にしなくても良いかもしれませんが。
2月生まれで立派な体躯をしていることからも早期デビューを狙っていきたいところですが、気性面でのリスクは織り込んで出資しないといけないかもしれません。
中距離向きの血統なのに、気性が邪魔をしてマイル路線へ。そして切れ負けでやきもき…なんてパターンがありえそう。
しかしながら、これから産駒の値段もあがってきそうな父と母の産駒。この価格帯で出資できるのは今回が最後かもしれません。
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