ロードサラブレッドオーナーズ 2021年募集馬出資検討①
全馬の第一印象レビューを終え、今日から出資馬の本格検討です。全馬をざっとみた正直な感想として、今年のほうが昨年よりも気になる馬が少ない感じ。
去年は4~5頭の気になる馬がおり、まず2頭先行して申し込みをしましたが、今年は先行で抽選にならそうなら申し込みをしないで、じっくりと見ながら出資馬を選ぼうかと思っています。
なので、本格検討も全部で4頭に絞り込みです。
今日はそのうちの一頭、ドゥラメンテ産駒のヴィーヴルの2020です。
ヴィーヴルの2020(牡)
父:ドゥラメンテ
母:ヴィーヴル
母父:ディープインパクト
一口価格:56,000円
預託厩舎:野中 賢二
誕生日:2月16日
測尺(体重・体高・胸囲・管囲):495、157.5、185.0、20.3
気になるポイント
幾度となくブログには書いている気がしますが、母ヴィーヴルは現役未勝利で現役を終えていますが、半兄にロードカナロアがおり、ディープインパクトの血を持つというケイアイファーム期待の繫殖牝馬です。
引退後は早々に繫殖生活に入り、5歳時から子を出産。本馬ヴィーヴルの2020が8歳時で早くも4番仔ということになります。
ちなみに、半兄半姉達は既デビュー済みですが、まだ勝利をあげたのはシベール(父ルーラーシップ)のみですね。
母ヴィーヴルは父ディープインパクト×母父Stormcatといういわゆるディープインパクトのニックス配合馬。早熟性とスピードを足したような配合血なので、そこにクラシック路線で活躍したドゥラメンテを付けるという発想はとても好みです。
一方で気になるのは、やはりサンデーサイレンスの3*3のインブリードクロスですよね…
サンデーサイレンスの3*3のクロスというとトラストなどがあげられますが、あまり勝ち上がり率が高いクロスとは言えません。
本馬の場合、早生まれということもあってそれなりに馬格を備えているのはプラス材料ですが、気性面での悪影響はやはり気になります。
預託先の野中先生はダート条件を得意にしている先生なので、ダートでおろして使っていくこともありえそうですね。パンフレットでもそんな要素が読み取れました。
ちなみに、考え方なのだとは思うのですが、ケイアイファームは3*3のインブリードクロスの血統馬をゴロゴロ作っていたりします。一昨年くらいから特にそれが目立つ気も。攻めるなあ。
もっとも、サンデーサイレンスのインブリードクロスは珍しいものではなくなりましたから気にし過ぎなのかもしれません。
それでも、エピファネイア産駒で活躍しているデアリングタクトやエフフォーリアもサンデーサイレンスの4*3のクロスですし、サンデーサイレンスの孫世代の種牡馬が増える中、「あえて攻めないでもいいじゃないか」と考えてしまうのは…素人の浅はかさですね。
血統は奥が深いです。
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