ロードサラブレッド2021年募集馬の第一印象レビュー その④
ロードサラブレッドオーナーズの2021年産駒レビュー、その④です。今日からロードカナロア産駒以外の産駒のレビューになります。
今日はエピファネイア、ドゥラメンテ、キズナがそれぞれ2頭ずつ。価格帯的にも、ようやく手を出しやすい価格になってきます(笑)
No.15 スターコレクションの20(牝)
父:エピファネイア
母父:アグネスタキオン
誕生日:4/4
厩舎:栗東・森田直行厩舎
一口出資額:44,000円
エフフォーリアの登場で評価がうなぎのぼりのエピファネイア産駒ですね。母スターコレクションはロードではお馴染みの血統で、やや脚元に不安を抱える産駒が多いのはネックですが、仔出しの良い優秀な繫殖牝馬です。
今回はサンデーサイレンスの4*3という奇跡の血量もあり、如何にも芝でこそという血統馬に思えます。
厩舎が森田先生ということは短距離~マイルに適性アリでしょうか。
堅実派で長く楽しめそうな一頭に思えます。
No.16 ルアンジュの20(牝)
父:エピファネイア
母父:マンハッタンカフェ
誕生日:3/29
一口出資額:40,000円
出資馬であるロードエルピスの半妹で、母ルアンジュにとっては3番仔になります。ロードエルピスは気性が非常に幼く、去勢されたほどなので、本馬も牝馬ながら気性は気になります。丁寧に仕上げる藤岡厩舎ならば無駄な心配かもしれませんが。
ロードではお馴染みの一族であるのは本馬も同じですが、同じエピファネイア産駒とみると、、、牝馬の長距離路線になりそうな点を考慮し、スターコレクションの20のほうがやや好みです。
No.17 アウトシャインの20(牡)
父:ドゥラメンテ
母父:ネオユニヴァース
誕生日:2/11
一口出資額:60,000円
母アウトシャインは半兄にロードカナロアを持つ良血牝馬で、母ヴィーブルと同じく、ロードの募集では「この産駒は大物…!?」のような注目をいつも浴びている気がします。(気のせいかもしれません。)
ドゥラメンテ×母父ネオユニヴァースという血統からもクラシックを意識した血統ですが、サンデーサイレンスの3*3と聞くと体質面・気性面で不安を感じてしまう(苦笑)
クラブの評価が気になります。
No.18 ヴィーヴルの20(牡)
父:ドゥラメンテ
母父:ディープインパクト
誕生日:2/16
一口出資額:56,000円
噂をすれば、ここで母ヴィーヴルですか(笑)ドゥラメンテを付けていたとは知りませんでした。
本馬の場合もドゥラメンテ×母父ディープインパクトでサンデーサイレンスの3*3が出来ています。体質面・気性面の不安は同じくですが、、誕生日もほぼ同じにも関わらず、金額では4,000円の微妙な差が。
厩舎の勝ち鞍だけ見てしまうと、野中厩舎のほうが格上に思えますが…これは…?
再びですが、クラブの評価が気になります。
No.19 エルテアトロの20(牡)
父:キズナ
母父:キングカメハメハ
誕生日:2/27
厩舎:栗東・長谷川浩太厩舎
一口出資額:56,000円
出資馬ウェルメイドの半弟です。母エルテアトロの産駒はここまで9頭いますが、牡馬が8頭。今回もキズナ産駒の牡馬となりました。
全兄のロードソリッドは新馬戦で2着と期待されましたが、屈腱炎のために無念の引退。素質があっただけに残念な一頭でした。
血統的にはインブリードクロスも強くなく、一族は芝の活躍馬が多いですが、いざという時はダートでも活躍が見込めそうで、非常に好みです。
厩舎はまだまだ若手の長谷川先生。それゆえ、厩舎としての得意条件や育成方針はまだまだこれから。そこをどう判断するかでしょうか。
No.20 プルームリジェールの20(牝)
父:キズナ
母父:Diesis
誕生日:2/14
厩舎:美穂・久保田貴志厩舎
一口出資額:36,000円
ケイアイファーム生産馬ではなく、猿倉牧場の生産馬ですね。庭先的に取引をされた一頭でしょうか。叔母にジェルミナルという懐かしい名前が。それ以外に一族ではパッとする馬はいませんね。また、母15歳の時の産駒で、姉兄もそこまで良績馬がいないところからも強調材料を見つけづらいかな…とは思います。