ロードサラブレッド2021年募集馬の第一印象レビュー その②
昨日に引き続き、ロードの2021年募集馬の全馬レビューです。今日もロード自慢のロードカナロア産駒が続きます。、これを続々と言わずになんと言えば…という(笑)
ケイアイファームのロードカナロア産駒の出世馬はダノンスマッシュというのがちょっと悔しいところですが、ロードの馬から代表馬を出したいという想いも力強くあるのかもしれません。
No.6 パラダイスリッジの20(牡)
父:ロードカナロア
母父:ディープインパクト
誕生日:3/17
厩舎:栗東・辻野泰之厩舎
一口出資額:70,000円
一昨年ロードで募集されたシャスティーナの全弟ですね。母パラダイスリッジがケイアイに繫殖牝馬セールで購入された時は驚きましたが、産駒は連続でロードで募集されて嬉しいです。全姉シャスティーナは芝ではなくダートで勝ち上がりましたが、血統的にはやはり芝でこその馬に思えます。
厩舎は角居イズムを受け継ぐ辻野先生。プロフィールに穴が少ない。
予算感的にはギリギリです。迷います。
No.7 パーフェクトトリビュートの20(牡)
父:ロードカナロア
母父:Dubawi
誕生日:4/18
厩舎:栗東・吉岡辰弥厩舎
一口出資額:90,000円
過去に出資したことがあるメリディアンの全弟です。メリディアンは未勝利引退になりましたが、ロード的にはこの母にはロードカナロアが合うと見込んでいるようで、父ディープインパクトの1つ上の兄ロードマックスを挟み、再びロードカナロアを付けての募集になりました。
母の血統的にもマイルに強い馬ができそうで、全姉の分も応援はしたいですが、一口出資金額が予算オーバーなので泣きながらスルーします。
No.8 メイズオブオナーの20(牡)
父:ロードカナロア
母父:ハーツクライ
誕生日:4/21
一口出資額:80,000円
ロードで募集され、JRAで4勝をあげた母メイズオブオナーの初仔がロードで募集です。母メイズオブオナーは芝とダートの両方で勝利をあげた2頭流の馬でしたので、父次第で色んな産駒を出しそうですので楽しみです。
ただ、初仔で牡馬は良いですが、ロードカナロアで…KingmanboとMonevassiaの3*3のインブリードクロスが濃いのが気になるところ。
また、予算的にもオーバー気味。
母のポテンシャルも楽しみですし、来年以降に出資機会が来ることに期待です。
No.9 リラコサージュの20(牡)
父:ロードカナロア
母父:ブライアンズタイム
誕生日:3/20
一口出資額:60,000円
母リラコサージュはサッカーマムの一族の一頭で、今年もロード募集になりました。秋華賞で3着に入ったリラコサージュの3番仔で、全姉のブーケコサージュはまだデビューは出来ていませんが、ゆっくりながらも具合は良い一頭に思えることもあって本馬も非常に気になります。
半兄のロードサージュ(父ダイワメジャー)のように短距離でパワフルな一頭を狙っているとすれば、厩舎も非常に良いですし、お値段も許容ライン。ロードカナロア産駒の牡馬で手を出せるとするとこの馬かなと思います。
No.10 ワイルドココの20(牡)
父:ロードカナロア
母父:Shirocco
誕生日:2/7
一口出資額:116,000円
毎年ロードの目玉の一頭になっている母ワイルドココの産駒。4年連続して牝馬の産駒となっていましたが、今年は初めての牡馬です。当然、ホームラン候補でもありますが、ここまでの産駒は4頭中3頭が中央で勝ち上がっており、堅実性もあります。早生まれなので、デビューも早く出来るかも。友道厩舎ですから芝の中距離路線に期待でしょう。
さすがの価格ですが、看板馬にふさわしいプロフィールですね。