コロッと忘れていましたが、今週は凱旋門賞だ。
今日の前書きは凱旋門賞について。コロッと忘れていました。そうそう、いつもこのくらいの時期に来るんですよね。私の中で恒例行事になっているのに今年は危うく忘れるところでした。仕事にかまけている場合ではありません(笑)
オルフェーヴル以降、中々超本命馬を送り込めていない日本ですが、今年のメンツで面白いのがフィエールマンとブラストワンピース。2頭とも日本の馬場よりも洋芝のほうが面白いと思わせる血統背景。
ただ、残念ながら、今回も主役はエネイブルが譲らないかな。2017年6月にイギリスオークスに勝利してから計GⅠを11連勝。その中には一昨年と去年の凱旋門賞も含まれます。どんな馬でも相手が悪いと思わせる歴史的名牝です。
ただ、勇猛果敢に挑戦することに意義がないとは私は決して思いません。
「勝てないことは戦わない理由にならない」
そんな少年ジャンプ的価値観もありますし、日本の王者たる社台&ノーザングループがチャンスありと見込んでいるのですから。
出資者の方にとっては賛否両論であろうことも想像できますが…
さて、今日はロードの2019年募集馬の第一印象レビュー『その7』です。ナンバー26からナンバー30にいきたいとおもいます。
ナンバー26:ティアーモ'18
父:ヘニーヒューズ
母:ティアーモ'18
母父:キングカメハメハ
短評:ああ、牡馬だったらもう間違いなく出資していたのに。そんな一頭です。母ティアーモはロードで募集されて中央で3勝。すべて芝で使われいますが、レースぶりは先行して粘りこむ戦法を得意としていました。キングカメハメハはダートでもよく走る馬を出していますので、引退前に試してみてもよかったのでは、と去年募集されていた半兄ロードフェローズを検討していた時に思っていました。だからこそ、ヘニーヒューズ産駒だったら間違いなく食いついていたのですが…牝馬かあ。悩みます。
一口価格は3万円前後でしょうか。
ナンバー27:フレンチトウショウ'18
母:フレンチトウショウ'18
母父:フレンチデピュティ
短評:セール購買馬の一頭。何度も書いているのでバレているかもしれませんが、私はこういう明らかに適性がダートに向いている馬をロードやユニオンで出資したいと常々思っています。ダートで勝っても芝で勝っても1勝は1勝。長く楽しむことが出来るという観点では、ディープインパクトやハーツクライなどの産駒とガチンコしなくていいだけでも、本馬の馬生にとっては非常に優位なこと。馬体を見て、大きめだったら積極的に出資したいと今の時点で思っています。
一口価格は3万円前後でしょうか。
ナンバー28:カラダダイヤモンド'18
父:ラブリーデイ
母:カラダダイヤモンド'18
母父: ステイゴールド
短評:セール購買馬が続きますね。馬券で非常に思い入れがあるラブリーデイ産駒です。また、母父ステイゴールドという、これから数が増えて伸びてきそうな血統背景も面白い。芝向きの一頭になるのかなぁと思いますが、一口価格も高くはならないでしょうし、ちゃんと検討してみたい一頭です。
一口価格は4万円前後でしょうか。
ナンバー29:ダイヤモンドローズ'18
父:ダンカーク
母:ダイヤモンドローズ'18
母父: ダノンシャンテイ
短評:これまたセール購買馬。落札価格1,600万円とのこと。今回のラインナップではやや高めの部類に入るセール購買馬です。種牡馬ダンカークはあまりちゃんと調べたことはないのですが、まだ手探りな評価のはず。それでも、それなりの落札額だったということは余程出来がよく見えたのかも。クラブのPR文章が気になります。
一口価格は4万円前後でしょうか。
ナンバー30:キモンオレンジ'18
母:キモンオレンジ'18
母父: ダンスインザダーク
短評:またまたセール購買馬。本馬の場合はストロングリターン産駒ってだけで貴重ですね。
…と思って調べたら、実は2018年にストロングリターンは147頭も種付けをしていました。大変失礼しました。馬産地では結構人気の種牡馬のようです。シンボリクリスエスの直仔でサンデー系を含まないから配合がしやすいのかもしれません。個人的には今のところビビッと来るものがないのですが、馬体を見たらダートっぽさがあふれていて好きになったりして。
一口価格は2万円前後でしょうか。