パンフレットは11月上旬ということで、まずは第一印象から
ロードサラブレッドの2019年募集。パンフレットの送付は11月上旬とアナウンスされています。会員向けは若干早いでしょうが、それでもまだ1カ月はかかるでしょう。測尺や預託厩舎、また私のような零細一口馬主にとっては重要な一口価格のアナウンスもまだまだ。
深掘りするのはまだ早い、というわけで各馬の第一印象をメモ的にレビューしてみたいと思います。今日はナンバー1からナンバ―5です。
ロードの馬でも一口価格が70,000円後半馬は自動的にレビュー対象外としていたので、個人的は初めての試みです。意外とこの第一印象が後々変わってくるのかな、と楽しみにしてます。
ナンバー1: アンビータブル'18
父:ロードカナロア
母:アンビータブル
母父:ブライアンズタイム
短評:母アンビータブル(中央2勝)もケイアイファーム出身のゆかりの血統ですね。4年連続ロードでの募集となりました。まだ子供達は中央で勝利を上げていませんが、ロードの本命種牡馬(?)のロードカナロアを迎えてどうなるか。
ダート系スピード種牡馬であるブライアンズタイムが母父なので、今後のロードカナロア産駒のダート適性を信じるなら面白い一頭です。
一口価格は4万円前後くらいでしょうか。
ナンバー2:タッチアス'18
父:ロードカナロア
母:タッチアス
母父:Mineshaft
短評:「この仔はかなり期待できそうです・・・」というケイアイファームのコメントで即満口になったロードスラッシュの半弟ですね。あの文言にはしびれました。思わず申し込みしそうになったほど。ちなみに、ロードスラッシュも近々勝ち上がるとは思います!マジェスティックウォリアー産駒でありながらまず芝で使った陣営の期待に感服です。
父がロードカナロアに変わっただけに、この仔は芝向きなのかな。Mr.Prospectorが濃いのをどう見るか。
一口価格は4万円前後くらいでしょうか。
ナンバー3:デルフィーノ'18
父:ロードカナロア
母:デルフィーノ
母父: ハーツクライ
短評:ロード募集で3勝をあげたデルフィーノの初仔です。母は高柳厩舎預託だったので、この仔も高柳厩舎でしょうか。初仔だけに牡馬で生まれてくれたのは嬉しい情報です。母父ハーツクライというサンデー系長距離砲×父ロードカナロアはビビッと来る組み合わせ。5月生まれが若干気になりますが、未来を感じる配合です。
一口価格は6万円強前後でしょうか。
ナンバー4:レディバラード'18
父:ロードカナロア
母:レディバラード
母父:Unbridled
短評:母レディバラードの22歳の仔ですか。近年ではクラブでは募集せず、自己所有で走らせていたみたいですが…これが最後の子供かもしれませんね。だからこそクラブの会員の方に、ということでしょうか。余計な勘繰りは無粋とはいえ、すべて理解した上で出資するロマン枠の一頭と勝手に受け止めます。時がたつのは早いものです。
一口価格は7万円前後でしょうか。
ナンバー5:キープセイク'18
父:ロードカナロア
母:キープセイク
短評:5番目に来て初めての牝馬。母キープセイクはケイアイに輸入されてロード名義で走った馬ですね(未勝利)。今回が初仔になります。
母父Sea The Starsの血統が欲しかったのだろうなと思わせる血統。まずは自慢の種牡馬であるロードカナロアからといった感じでしょうか。若干、スピードが足らない印象も受けますが、母の兄姉には重賞馬もおり、深堀してみたくなる血統表にワクワクします。
一口価格は8万円前後でしょうか。