第二の出資馬:ロードアクア
初めてロードグラディオに一口を申し込んだ際、合わせて申し込んだのがロードアクアです。
せっかくなら1頭じゃなくて2頭同時に申し込みたいと思い、ロードグラディオと同じくらいに時期に入厩しそうで、かつ欲を言えばデビューしちゃいそうな馬から選びました。
※写真の掲載は株式会社ロードサラブレッドオーナーズに許可を頂いております。
出資のポイントは血統
血統は
父…ロードカナロア
母…オーシュペール
母の父…ダイワメジャー
です。
この配合を見ると、明らかに短距離~マイルまでを意識していることがわかります。
母父ダイワメジャーも先行力を武器にしたマイルまでの距離で活躍する子を輩出しますし、父のロードカナロアはアーモンドアイのような府中の2,400メートルで圧倒的な力をみせる馬を出しはしましたが、やはり多くの馬の適正はマイル前後までです。特に牡馬は1,800メートルまではそのスピードと操縦性の良さでこなすことが出来ても、2,000以上になるとガツンと成績が落ちます。
例えば、ステルヴィオは代表的なロードカナロア産駒の特徴を表している牡馬だと思いますね。先週の中山記念も1,800メートルでしたから、ちょっと適性的には長かった。安田記念で巻き返してほしい。
一口馬主にとっての喜びは「勝利」
ロードアクアも上記の血統を意識して育成されまして、入厩してデビュー戦は府中の芝1,400メートルでした。
そして、それに見事勝利。私に一口馬主初勝利を届けてくれた馬になりました。あの時の喜びがあったからこうやってブログを始めるまで一口馬主という世界にのめり込むことになったのですから、ロードアクアは一生忘れない馬になると思っています。まさに一口馬主の喜びを教えてくれた馬です。
一方で一口馬主の厳しさも。。。
ただ、一方で一口馬主の厳しさを教えてくれたのもロードアクアです。デビュー後に新潟2歳ステークス(GⅢ)、ききょうステークス(OP)と連戦をしたところで、骨折が発覚しました。
POGをやっていた頃から指名馬がケガをすることはよくありましたが、一口馬主ではインパクトが違います。金銭的には走ってもらわない限り、毎月キャッシュアウト(といっても1,200円)が発生するのでどんどん収支はマイナスになります。
それに加えて、やっぱり大きいのは心理的なショック。初勝利をプレゼントしてくれた愛馬が骨折で手術とか聞いた時はうなだれましたね。涙こそ出ませんでしたが、ため息は店先に並べられるほど出ました。
覚えておこう。出資の際にチェックすべきポイントは「歩き方」
あと、これは改めて募集時の動画を見て気が付いたことなんですが、ロードアクアは歩く際に左前脚を少し輪を描くようにして歩いているんですね。
こういった癖がある歩き方をしているというのは、出資の際のチェック項目として常識らしいです。
※チェックして、プラスと考えるかマイナスと考えるかは人次第です。
骨折をしたのは右前脚なので因果関係はなく、新馬勝ちをしていることからも競争能力に支障があるようなものではないと私は今も思ってはいるのですが、もし募集時の動画をちゃんと見ていれば、怪我をした時にため息の大安売りになんてならずに、「怪我のリスクがある馬」と納得して楽しみの一つに出来ていたかも。
現在、ロードアクアは千葉のケイアイファームに放牧されています。乗り運動はようやく再開できたので5月くらいの復帰を目指しています。
厩舎は遠征や連闘を積極的に行う浅見調教師なので、3歳限定戦でもう1、2戦してもらえたらすごく嬉しいです。加えて言うと、母のオーシュペールは地味ながらダートの条件戦で3勝していますので、いつかダートの適正も試してほしいですね。将来はカペラステークスあたりで走る姿が見れたら最高。
怪我にも負けず、タフに現役を続けてほしい。そんなロードアクアです。
※写真の掲載は株式会社ロードサラブレッドオーナーズに許可を頂いております。