- 2020年2歳リーディングサイヤーのその②
- ミッキーアイルはメイケイエール意外の馬の頑張りに期待
- マクフィ、躍進!(思い入れ補正アリ)
- アジアエクスプレスは…ダート種牡馬でした
- その他は…先行きどうかな
2020年2歳リーディングサイヤーのその②
昨日に引き続き、2020年の2歳リーディングサイヤーの話題です。
2020年の2歳リーディングサイヤーの中で新種牡馬ながら10位以内に入ったのはドゥラメンテ、モーリス、リオンディーズの3頭でした。いわば、前途洋々な3頭です。
一方で、募集金額が高騰していく3頭とも言えるわけで、私のような零細一口馬主にとってはだんだんと出資は難しくなるのだろうな、なんてことも思ったりします。
となると、気になってくるのはその他の2020年の新種牡馬です。評価爆上げではないものの、良績を残した種牡馬がいれば、来年から産駒への出資チャンスを積極的に探していきたいところ。
そんなわけで、今回はJRAのホームページの2歳リーディングサイヤーのランキングから50位以内に入った2020年の新種牡馬をピックアップしてみました。それがこちら。
ミッキーアイルはメイケイエール意外の馬の頑張りに期待
ミッキーアイルが14位でしたね。
メイケイエールが2歳重賞を2勝していますが、リオンディーズより順位が低いのは意外です。ディープインパクト後継種牡馬の中では『短距離~マイル路線』の本命とされていましたが、出走回数が意外にも伸びなかったのが原因でしょうか。
個人的には芝とダートで勝ち馬の率はたいして変わらないという情報もあるので、ダート馬っぽい募集馬がいたら狙いたいです。
マクフィ、躍進!(思い入れ補正アリ)
個人的に嬉しいのはマクフィ!16位に入ってます。
マクフィはお買い得な種牡馬なんじゃないか、とデビュー前に思っていたのですよね。
結果的に芝・ダート兼用で仕上がりも早く、産駒が早期から活躍しました。
ただ、重賞級の馬までは出なかったな。ある意味では「予想通りのスケールに収まった」という言い方も出来そうです。
キンシャサノキセキのように時に重賞馬も出すような、コストパフォーマンス抜群種牡馬になってくれないかな~
アジアエクスプレスは…ダート種牡馬でした
ちょっと飛ばして、注目どころでいくと、気になるのはアジアエクスプレス。
産駒が8勝を上げましたが、実は勝ち鞍は全てダート。芝よりも圧倒的にダートでの出走回数が多く、蓋を開けてみれば「芝よりもダート種牡馬でした」という感じですね。ちなみに、勝ち鞍の距離も短距離寄りです。
産駒の好走幅が限られていることを踏まえれば、出資するならダートごりごりタイプの母との産駒が良さそうです。
その他は…先行きどうかな
その他の馬は…滑り出し順調とは言いづらい結果にはなっていますね。
ダノンレジェンドとディスクリートキャットは似たようなダート種牡馬のライバルも多いため、もう少し勝ち馬率が上がってこないと生き残りが厳しいかもしれません。種付け料を下げて産駒を増やすのが先決でしょうか。
ラブリーデイはキングカメハメハ系が増えていく中で、特徴を出せていないのが歯がゆい。母系の血統も筋が通っているのですが…
個人的には思い出深くて好きな馬なのですが、巻き返しは困難かも。
ホッコータルマエも同じくキングカメハメハ系で、こちらはダート種牡馬。ダノンレジェンドとディスクリートキャットと同じようにライバルが多いのが課題でしょうか。
エイシンヒカリもなんとも先行き不安。
それなりに繫殖牝馬は集めていますが、エイシンヒカリ自身がかなり特徴的な馬だっただけに、厩舎サイドが産駒の適性を掴み切れていないのかと思ったり。これからはオーナーサイドのサポート次第になるでしょうね。