ニューワールドレーシングが京都サラブレットクラブへ
※2020/3/10発売の週刊ギャロップでちょうど本記事と関係する話が。
本記事は先週末に書き溜めてた記事なので、後出しになってしまいました。ですが、ある意味旬な記事になったので、予定通りアップします。
零細一口馬主であるブログ主。現在、2つ入会しているクラブがありますが、そのうちの1つユニオンオーナーズクラブはユニオンの「アルーリングハートの2018」の無料プレゼント企画に応募し、当選したのがキッカケでした。人生で当たった最も高いプレゼント。まさに僥倖でありました。
それ以来、「おっ、一口無料プレゼントしてる」みたいな情報を掴むたびにしげしげと眺めてしまうのですが、先日、遅ればせながら京都サラブレットクラブの一口無料プレゼント企画に目が留まりました。
上のニュースを見つけた時、最初の感想は
…京都サラブレットクラブ…?
でした。そんなクラブあったっけ?っていう。
で、よくよく調べてみると、2017年にできたニューワールドレーシングが今年の2月に改称したとのこと。へー、知らなかった。
旧ニューワールドレーシングの印象
もちろん、ニューワールドレーシング自体の存在は知っていました。一口クラブの入会を検討していた時に、ほんの触りだけ調べたりしました。
ですが、
・DMMと並ぶ振興一口クラブ
・基本は40口ベース
・ランニングコスト(月額費)などが掛からない
・日高の特産品を贈るという特殊なサービス
みたいな情報しか頭に入っていませんでしたが。
私が検討した2017年当時は募集馬が少なめ且つ、募集価格がブログ主の予算では手の届かない価格であったため、検討の対象から除外した記憶あります。ホームページの募集馬コーナーの先頭が「Frankle産駒!総額12,000万円」とかだったんで、すごすごと門も叩かずに退散した感じです。
その後、ロードとユニオンに入ってからも400口やら500口の小口クラブを中心に見ていたので、自然と視界の外にあるクラブに。それゆえ、今回の改称も見過ごしたのかもしれません。
もっとも、週刊Gallopでリレー連載している「○○だけど馬主」でマイケル・タバート氏が熱い想いと歯がゆい現状をつづっているのはたまに読んだりしてはいましたが。
今回の改称はクラブの方針転換(変革)
今回の改称についてのニュース記事も公開されていたので拝見したのですが、どうやら単なる解消ではなく、クラブの方針転換をも含んだ「変革」といっても良いような変更のようですね。
詳しくは代表のマイケル・タバート氏と新たにクラブ側に加わった山上和良氏が誠実に書いておられるので、読んで頂くのが1番かとは思いつつ、私見をまとめると
今まで目指していた
☆馬主体験
☆クラシック目標
☆会費・手数料なし
のような方針を転換し、
★損を少なく、長く楽しむ
★ダート路線と芝スプリント路線中心
★月額会費あり・500口募集
に切り替えるというもの。
「結果が出ていない以上、ちゃんと結果を出せるほうに舵を切ります」とぶち上げている、と私には読み取れました。
凄いと思います。皮肉を言っているわけではなく、本当にすごい。過去の理想を捨てて、ガッツリ方向性を変えると宣言するわけですから。
だが、今までの方針に賛同していた人は全く方針が変わっているわけですから「なんでよ」とは思うかもしれませんね。「バイバイ(退会)」ってこともあるでしょう。そういう意味でも、一から再出発の覚悟でしょうか。
ダート&短距離路線好きとしては気になるクラブに…
話を最初に戻しますと、今回一口プレゼント対象になっているのは『ピンクパレットの2018』。元々は総額1,000万募集だった馬なので、「2万円プレゼント!」か。太っ腹です。
母ピンクパレットは貴重なオレハマッテルゼ産駒の一頭で、父は新種牡馬のラブリーデイ。父及び母父のファンはググっとひかれてしまう血統でしょう。配合的にはサンデーサイレンスの3*4があり、Haloの増強もされています。
ですが、目指すと言っているダート&短距離路線とすると…?どっちに行かせるつもりなのかな。
あえて行くなら芝の短距離路線なのでしょうが、ラブリーデイが配合されていることがプラスに出るのか、マイナスに出るのか、ちょっと個人的には測りかねます。ややもすると、クラブが避けたいと言っている芝中距離路線向きの適性になりそうな気も。
そんなモヤモヤとブログ主は3歳未勝利馬を3頭抱えている懐事情(むしろこっちがメイン)から、さすがに応募はしない予定です。
ですが、京都サラブレットクラブがめざすダート&短距離路線は私の出資馬に求めるストライクゾーンでもあります。もし、その路線でしっかりと良績を上げるようになるなら、入会を検討したくなる…
今後の京都サラブレットクラブに注目ですね。