出資馬ロードアクアが現級で4度目の3着
先週末、出資馬のロードアクアが福島10R鶴ヶ城特別(芝1200メートル)に出走し、3着となりました。好スタートからハナに立ち、直線では勝ち馬と馬体を合わせて粘る格好。勝ったと思ったのですが、最後は差されてしまいました。
これで現級(2勝クラス)で4度目の3着となりました。先行馬ゆえに、目標にされてしまうせいか、いつも直線で差されて負けてしまいます。歯がゆさ満点です。
なんていうんでしょうか。先発するたびに6回4失点のピッチャーみたいな。
裏ローテーションの3番手というか、狭間の先発投手。その内勝てるとは思いつつ、「もう少しで…!」と贔屓ファンからの視線を集めがちなやつというか。
新人時代の活躍を見ているだけに、「もっとやれるよ!」なんて無責任かつ無遠慮な声援の1つも送りたくなってしまうという。
ブログ主が贔屓している巨人だと、宮國投手とか今村投手でしょうか。勝利投手になるとちょっと棚ぼたマインドも交じってテンション上がっちゃう。滅茶苦茶、賞賛しちゃう。
まあ、収支という意味では、掲示板に載って安くない着賞金を稼ぎ続けてくれているわけですから非常に頑張ってくれる馬になっています。一口馬主1年生の時にロードアクアに出資して本当によかった。こんなに走っている姿を見せてくれて、かつ、収入的にもありがたい馬に出資出来て私は幸せ者です。
降級が無くなり、3歳馬の勢いは増す一方
ちなみに、6月以降、ロードアクアが出走した3歳上2勝クラスの勝ち馬を見てみると「やっぱりな」というようなことがわかりました。
2020.06.07.阪神9R皆生特別(3歳上2勝クラス)
2020.07.04.阪神10R芦屋川特別(3歳上2勝クラス)
2020.07.18.福島10R鶴ヶ城特別(3歳上2勝クラス)
… 勝馬:ヴェントヴォーチェ(3歳牡馬)
そう、3歳馬が強いんですよね…
別にこれはロードアクアが走ったレースが特別というわけではなく、2勝クラスでは特に顕著な傾向で、特に短距離~マイル戦は芝・ダートともに最後の直線で「‐4キロもらいはずるいよ」と言いたくなる場面は何度も見た気がします。
降級制度が無くなり、過去の制度であれば3勝クラスから降級してくる古馬がいないわけで、いわば今の2勝クラスにいる馬は「2勝クラスで少なくとも1年間くすぶった」馬ばかり。未知数ながら負担重量がかなり軽く出走できる3歳馬勢に軍配が上がるのは致し方ないのかもしれません。
相対的にではありますが、当然ながら下のグレードレースにおいては高齢馬減ってきており、JRAの促したかった「早期デビュー&早期引退」の流れ通りの方向に動いていっているようです。
昔の制度だったら、ロードアクアも1勝クラスに降級していて、1勝クラスだったらスパッと勝っていたのかな。
…なんて都合の良いことを思わないわけでもありません。もっともロードアクアも1年とちょっと前に3歳1勝クラスを54キロの重量で勝っているわけですから、完全にないものねだりです(笑)
ルールはルールで従うのは当たり前。胴元が決めたルールに不満があるなら参加しない権利だってあるわけですから。
いずれにせよ、次は久々の勝利が見たい。
浅見先生、先行して粘りこみを狙うなら、次はダートではどうでしょうかね。
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