競馬小ネタニュース2021年1月版
2021年も幕をあけました。明けましておめでとうございます。
みなさま、年末年始はいかがお過ごしでしょうか。私はステイホームです。
といっても、私は寝正月の習慣が30余年ほど根付いていますので、特に苦でもなく。「初詣に行くか行かないか」くらいの違いしかありません。
箱根駅伝をつけっぱなしにして、JRAのCMが流れる度に、思い起こしたようにタブレットで2020年のGⅠを振り返るという、競馬ファンならではのお正月を今年も過ごしています。
さて、今日は今年のブログ初更新。月はじめということで、例月のごとく、先月気になった競馬小ネタニュースをお送りしたいと思います。お暇な人はゆるりとどうぞ。
フランス競馬のジョーカー制度
真剣勝負の競馬の世界で、ジョッキーが勝ちにこだわり、不幸ながら起きてしまうのが騎乗停止処分です。騎乗停止により、GⅠで大きな乗り替わりが起きることもままあります。適用が1週間遅れるようになったとはいえ、影響はまだまだ甚大です。
そんな騎乗停止処分に関し、フランスでジョーカー制度という面白い制度があることを週刊Gallopの沢田記者のコラムで知りました。それは『年間で1度だけ騎乗停止処分の間でも1日騎乗できる』というもの。
面白い制度ですよね。1年に1度だけ、というのも絶妙なさじ加減。
どうしても大きなG1が連続する時期はトップジョッキーは平場のレースで慎重になるものです。昨年の福永ジョッキー(コントレイル)と松山ジョッキー(デアリングタクト)も大変だったでしょう。
安全性と公正性を維持しつつ、JRAも同様な制度を導入してもらいたいと個人的には思います。
バーチャル競馬(グレイテスト・エバー・コックスプレート)
これまた海外競馬の話なのですが、先日、グレイテスト・エバー・コックスプレートというバーチャル競馬のレースがあったそうです。これがJRAのCMで好評だった「夢の11レース」みたいだと話題になっていました。Numberでも特集記事が組まれるくらい。
面白いのはバーチャルでもしっかりオッズを振って、馬券が買えるようになっていることですよね。
これ、胴元であるJRAがしっかりと信頼性を担保してくれるのであれば、是非やってほしい。サクラバクシンオーvsロードカナロアvsグランアレグリアの新旧スプリンター決戦、とか、観たい賭けたい。
あ、もしかして、今年のJRAカレンダーは親子GⅠの合成写真になっているのはその布石…?!
…なわけないですね(笑)
イギリス競馬でカンパイ
せっかくなので、最後まで海外競馬の話題。
イギリス競馬でカンパイ(発走のやり直し)が発生したものの、その指示が伝わらなかった馬が完走してしまい、13頭立てがわずか6頭立てで行われてしまうという自体が発生しました。
不正スタートのやり直し「カンパイ」が発生 | 競馬ニュース - netkeiba.com
…カンパイ自体はよく発生するものではありますが、段取りって難しいですね。
ちなみに、カンパイというのは、JRAの競馬用語辞典によれば英語のCome Back(カムバック)から派生している言葉だそうで。
実際に賭けているレースでは遭遇したことはありませんが、あったら「え?え?」って感じでしょうね。一度体験してみたい。