インゼルサラブレッドクラブのカタログが公開
10月1日にインゼルサラブレッドクラブの2021年度のカタログが公開されました。そのカタログの表紙がワールドワイドな感じで非常にカッコいい。クールモアから提供馬を受けているのも話題になっていますが、目指すものは世界。というか、武豊ジョッキーで凱旋門賞です、とハッキリ言っている感じでしょうか。
ホームページ上では既に募集馬の名前はわかっていたので、カタログで注目したのは調教師と500口馬を15頭パッケージしたIFF2021の詳細です。
調教師情報
カタログには調教師の情報もしっかり掲載。一線級を揃えてきたのはさすがですね。このあたりはセレクトセールで高額馬を次々購買➡一流厩舎でデビューさせてきたキーファーズが培ったつながりが存分に活かされている感じ。
特に、ノーザンファームの生産・育成馬の場合は外厩と上手く連携できるかどうかが鍵になりますが、500口馬は
ヴィニーの2020➡池江調教師
チカリータの2020➡小崎調教師
スカイダイヤモンズの2020➡友道調教師
スターズアンドクラウズの2020➡鹿戸調教師
エレクトラムの2020➡手塚調教師
となっており、連携が取れている先生ばかりです。
この中では小崎先生は抜擢でしょうか。元々、チカリータはキーファーズが馬主で、管理していたのは小崎先生。セレクトセール購買価格の倍近くを稼がせたことを買われたのでしょうか。
今まで馬券でも出資馬でも小崎先生にお世話になったことはあまりありませんが、もしチカリータの2020が成功したら「キーファーズの有力馬は小崎」みたいな流れができたりして。
第一回募集だとそんな空想・妄想も広がります。
Insel Fun Fund 2021
続けて、500口馬15頭をパッケージするInsel Fun Fund 2021。略してIFF2021というらしいです。最初は何の略かと思いました。
最近、英字の3文字・4文字の略称が溢れていて…戸惑う30代の秋の夜。
仕組みとしては2021年度500口馬で販売される対象馬15頭の10パーセントの出資額をパッケージにして販売するというもの。2500の超小口に分ける形です。
もちろん、500口という小口をさらに小口に分割するのですからリターンとしては非常に小さくなるので、投資的な側面で一口馬主ライフを過ごしたい方には向かない商品なのかもしれません。
ただ、個人的には募集馬も粒ぞろいであることからかなり気になっていました。一口価格も落ち着いて、お財布に優しい。楽しむには最適です。
それに、投資信託のバランス商品のようなものと考えれば、分散投資が効いている商品と見ることもも出来ます。
例えば、クールモアから提供されている2頭は期待を考えれば当然かつ納得の価格設定ですが、日本馬場への適性は見通せないわけですからね。
また、月あたりの維持費も想像以上に安かった。
会費:800円/月
出資馬の維持費:4,050円(270円/頭/月(2021年度価格))
となっているのです。
つまり、毎月の維持費は5,000円を上回らないという。
出資馬の維持費はもっと高くなるかと思っていたので、良い意味でサプライズでした。
100名にプレゼントの枠もあるにはありますが、人気するのは間違い無し。
先行入会は10月24日まで、か。
…入会を本線で考えていきたいと思います。