出資2歳馬達の近況レビュー
年も明け、昨年に出資が決まった1歳馬達も2歳となりました。昨年末に始まった馬名募集も終わり、これからデビューを待つわけですが、このワクワクして待つ時間が一口馬主でも指折りの楽しい時間だと個人的には思います。
デビューするまでは全ての馬がダービー馬候補です。もっとも、ブログ主はそんな血統の馬には出資しませんが、万が一ということもあります(笑)
そんな楽しみな2歳馬達。月1ペースの近況も更新されましたので、今日は近況レビューといきたいと思います。
ロード:アルセナーレの2020(牝馬)
近況:
・三石のケイアイファーム在厩。
・ポリトラックコース、トレッドミル、ウッドチップ坂路コースで調整。
・12月下旬測定の馬体重は491kg。
・馬っぷりの良さが目を引く。アクシデントにも見舞われず、コンスタントに18-18を繰り返す。
・入念に乗り続けるフェーズにおいてもテンションをキープ
既に人気種牡馬の仲間入りをしたシルバーステート産駒のアルセナーレ2020。初仔の牝馬は馬体と気性の意地が難しくなることが多いですが、この時期の牝馬で491キロあれば及第点以上の出来で嬉しい限りです。
調教に関してはまずまずと言ったところ。ロードは牡馬と牝馬を比べると、牝馬のほうがゆったりと進める傾向にありますので、甘めに見ても平均的な進め方かなあ。
また、早期デビュー組の場合、ロードは叶うかどうかは別としてハッキリと言いますので、おそらく本馬は違いますね。初夏におろすことは無く、秋くらいにデビューと見ています。もしかすると、ダート適性のほうがあるかもしれないことを考えれば、そのほうが番組もそろってよさそうですし。
ただ、デビューは芝でみたい。調教の進行に伴うコメントが気になります。
ロード:スターコレクションの2020(牝馬)
近況:
・三石のケイアイファーム在厩。
・ポリトラックコース、トレッドミルで調整。
・12月下旬測定の馬体重は476kg。
・跨った時の背中の感触が上々。一方、右前脚球節に疲労が溜まっている印象でのため、騎乗を見合わせて、トレッドミルに制限。
・現状は突出して優れた部分を指し示すのは難しい感じながら、短所もまた挙がり辛い平均点の高い1頭。
エピファネイア産駒のスターコレクションの2020。こちらは疲労がたまったため、年明けにペースを緩めることとなりました。元々、脚元が丈夫な一族でもないため、良い判断だと思います。3歳未勝利馬だったら嫌な汗がドバっと出そうですが、2歳馬のこの時期なら全く気になりません。
むしろ気になるのは「長所も無ければ、短所も無い」という褒めているのか貶しているのかわからないロードのコメントです。褒めるならハッキリ褒めておくれ、と(笑)どうせ満口なんですから。
距離的には中距離路線というコメントも出ていますが、長所も短所も適性もわからないとなると、使いどころも迷うと思いますので、もし森田先生が来場されたら見解を聞いてみたい。
まあ、まずはゆっくり進めてもらいたいなあ。
インゼル:ルーシーブライドの2020(牡馬)
近況:
・三嶋牧場在厩
・屋内周回コース(600m)、週1日は屋内坂路コースで調整。
・カイ食いは悪くはないのですが中々身になっていないのが現状。
・現在の馬体重は428Kg。
・乗り味は手先が軽くスピードを感じる走りをしている
インゼルの更新は基本は月1回の模様。ロードと比べると、動画の公開や情報量は多く感じます。最近、ロードはコロナ化もあって更新に手が回ってないからかな。
牡馬なのに、今年の種牡馬では一番軽い(笑)食べるのに身にならないのは困りますね。ユニオンに預託されている全姉をサンプルに進めていもらっているのは何かの縁を感じて心強いです。
イスラボニータ産駒は思ったよりもスタートダッシュは良くないですが、勝ち上がりも若干増えてきています。ダート番組での適応力があるのはフジキセキ直系らしくていいですね。本馬もじっくり使いながら勝ち上がってもらえたら。体重が増えるのをゆっくり待ちます。
むしろ気になるのは、新規開業厩舎のどこに預託されるのか、、、ですね。
個人的には蛯名正義厩舎と予想しているのですが、そろそろ情報公開してほしいな。
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