家庭用トランポリンを知る
今日は1年に数回あるこんなものを買った系(無駄遣い)の話です。
3月中旬より、必要最低限のこと以外の外出を控えている我が家。「退屈だなあ」とは思いますが、大人はやむなく仕事で外に出たりもしますし、極端な話、長い人生数カ月くらい家を出なくても大丈夫という達観も出来たりします。
ただ、子供はそうはいかない。我が家は大小二人の小娘がいるのですが、マジで体力が有り余っているのです。毎日のように狭い家の中で走り回る。布団の上を転げまわる。
うるさすぎる。ストレスをダッシュと声ではらすのは近所迷惑だからやめてほしいのですが。
保育園から少し早めに帰ってきたりするようになった先週くらいからはそれが顕著に。不機嫌さに磨きがかかり、口調もオラ付き始めてくる始末です。こうなると、父としては将来が早くも心配です。
そんな弱気な私に対し、うちの連れ合いが言ったのです。「おい、夫よ。家庭用トランポリンなるものがあるらしいぞ」と。
家庭用トランポリン?なにそれ。早速調べました。
なにせ、家にいる分だけ調べる時間はふんだんにあります。調べてみたら、確かにありました。家庭用トランポリン。こんなものが世の中にあるとは。完全に自分の興味の外にあるものでした。
家庭用トランポリンを買う
ネットの記事を見ると、
運動不足解消!
⇒そして、精神安定
⇒⇒さらには、頭も良くなる
⇒⇒⇒訪れる輝ける日々
みたいな、「家庭用トランポリンがあれば世の中バラ色になるぜ」的な情報があふれているわけです。
……ほんとかよ、これ。ホームジャンピング教とかいう宗教なんじゃねえの。
ただ、子供たちに床で走り回られるよりはマシ。指が動いて、気付いた時には買ってしまいました。
で、届いたのがこれ↓
あれ、小さい。となりのディープインパクト(阪神大賞典)と馬券(ロードアクア応援馬券)と比べると大きさの違いがわかるでしょうか。
早速説明書を見ると、バネが付いているから「ぐっと開け」という指示が。ほほう。ではやってみようではないか。
これにさらに足をつけていくと…
こんな感じになります。
意外と簡単。15分ほどで組み立てができました。
家庭用トランポリンの感想は…
で、組立後、さっそく子供たちをはねさせているわけですが、感想としては…
悪くないぞ、これ!
自分でも跳ねてみましたが、確かに全身運動だから疲れて運動不足は解消されます。
それになにより、音と振動がほぼない。子供たちのキャハハ的な声は変わらずですが、走り回られるよりも何倍もマシです。近所迷惑にもなりません。購入して1週間ほど経ちますが、今のところ飽きられた様子もなく、朝晩と定期的に跳ねています。
だが、しかし…
しかし、難点に気が付きました。
これ、日常生活では邪魔ですわ(笑)
直径1メートルくらいの大きさがあるのですが、畳むのが大変なんですよ。
ちゃぶ台的な感じでパタパタ出来ると思っていたら全然違う。
狭い我が家ではトランポリンをどかさないと布団を引けない、洗濯ものを干せないという、ちょっと厄介な存在に。広い家におすすめのものだったのか。
…まあ、マットを含めても5,000円もしなかったですし、この難局を乗り越える一品としてはよし、とします。
いつか新型コロナウイルスの影響が収まった時、我が家で「あんなものも買ったよね」と笑い話にしたいと思う次第です。