練習見学参加券…とは?
今日は全く一口馬主以外のトピックです。
突然ですが、ブログ主は小学校の時に桑田が右肘をマウンドにつけるシーンを見て以来の巨人ファンです。昔から何かと他のファンの皆さまの反感を買うことが多く、個人的にも「そりゃないだろう」と思うことも幾度となくあったのですが、ファンをやめずにここまで20数年。嫁はもちろん、競馬よりも長い付き合いであります。
ちなみに、観る専門です。プレーはからっきし。学生時代は長いことラグビーをやっていたりしました。だから社会人になっても草野球をやれる方が羨ましい。どこかにないかなあ、草ラグビー。
いきなり話が飛んでしまいましたが、普段から上記のように「巨人ファンです。いつも迷惑かけてすいません」と触れ回っていると良いこともあるものです。先日親類から「観戦に行こう」と誘われました。しかも席がなんと生涯初めてのS席。
キツツキのように首を縦にふって頂いたチケットに初めてみるものが付いていました。
練習見学参加券…??
なんだこれは?初見でしたので親類に聞いてみたところ、「知らない」と簡素な答え。
早速調べました。なんと読売新聞の販売店から購入したチケットの場合、試合前に巨人の選手の打撃練習を見学ができる特典がついている場合があるのだとか。
そ、そんなものがあるとは…し、知らなかった。
当日、14:45開始と試合開始18:00を考えるとかなり早い時間ですが、行かない手はありません。こういう趣味の深堀は大好物。30歳を過ぎると初めての経験が減ってきますからね。早速はせ参じてまいりました。
早速行ってみよう!
試合開始当日。14時15分頃。水道橋駅に到着。まだ人はまばらでした。
当然、私の競馬人生の始まりの場所後楽園WINSの横から東京ドームにアプローチします。週末は宝塚記念でにぎわうことでしょう。ただ、今週に限っては私にとっては出資馬ロードグラディオが走る12レースがメインレースです。自己条件でも頑張れロードグラディオ。
東京ドームが見えてきたところでチケットの裏を再確認。集合場所は21ゲートとのこと。
バックネット裏の本丸ですね。いそいそと向かいます。
ついてみて仰天。超並んでる。
時計を見ると、集合時間までまだあと15分はあります。なんということでしょう。一応、観戦日は平日のナイターだったのですが…みんな、巨人が好きなんだなぁ。
普段、巨人ファンに遭遇しない私としては、一人一人に握手をしたい気持ちにかられました。もちろん、実行には移しませんでしたが。
列に並びますと、ほどなくしてご案内。いつものようにドームに入場…している時に気になる看板が。
ああ、なるほど。試合前ですもんね。それはもちろん気をつけます。
ただ、そんなに選手が近いの?という気持ちが胸にむくむくと。楽しみになりました。
いよいよ見学
閑散としたドーム内部の客席に不思議な気持ちを抱きながらバックネット裏に誘導されると…
い、いたー、すごい。近い。近すぎるではありませんか。なにこれ。やばい。
「○○さん!」と声をかけたら絶対に振り向きます。これは「声をかけないで」と言うのもわかります。
観客はバックネット裏だけ。打撃練習の音と(誰が選曲しているのか非常に気になるアップテンポの)J-POPだけが球場を包み込んでいます。
写真はOKなので、皆さまパシャパシャと。フラッシュは禁止されておりました。ちなみに、席はまばら。配布絶対数が少ない貴重な見学券のようです。
おお、すげえ当たり。誰だ?あ、丸選手だ!
とか、
重信選手が盗塁の練習してる…この前原監督に怒られたからかな…
なんてのを
見ているだけでファンならキュンキュンものです。夢中で見てました。
そして、練習後半。打撃練習のブースの後ろに仁王立ちしていた原監督に忍び寄る白髪の紳士。しばし談笑し、次々コーチが挨拶に。
ん、誰だ?
あ、野村克也さんだ。はー、なるほど。これが試合前の挨拶ってやつですか。
はあああ…(ため息)
満足すぎる。試合前だけど、帰ってもいい。
総論:打撃練習見学は超オススメ
いやあ、良かったです。見学自体は45分くらいの短いものなのですが、ファンにはたまらない時間でした。テレビカメラが普段映しているくらいの超SS席で選手を真近で見れますし、席がなければ通路で見ても、大声を発したり迷惑をかけなければOKのようでしたし…
読売新聞を購読の方、打撃練習見学券を目当てにチケット買うのもありだと思います。そして、こういうの、子供たちに見せてあげたらもっと野球ファンが増えるかもしれませんね!
P.S.試合は負けました。とほほ。