フレーヴォが中央抹消
ロードの出資馬のフレーヴォが9月2日を持って中央登録を抹消されることになりました。
元々、ブログ主は「想像するよりも、概ね現実は厳しいもの」と割り切って楽観的に生きている人間ではありますが、ガックリは来ましたね。
いやあ、頑張っていたましたし、なんだかんだで最後には勝ち上がると思っていたのだけどな。うーん、厳しい。辛い。泣きそう。
今回はそんな出資馬フレーヴォの思い出話の更新です。
新馬戦はコントレイルの2着
3歳世代ではロードクラージュ(現1勝クラス)、メリディアン(未勝利⇒地方転籍)に次ぐ出資馬となっていたフレーヴォ。
母レディカーニバルの繫殖成績を考えるに3.89万円は非常にお買い得かつ、ジャスタウェイ産駒のわりにデビューが早そうだということで出資を決めた馬でした。
実際、秋が深まる前の9月15日にデビュー。馬体も小さく、阪神1,800メートルという期待馬が揃う舞台でしたが、2着に粘ってくれました。
そして、「いま思えば…」の話ですが、この時にフレーヴォを軽く0.4秒も千切っていったのがコントレイルなのです。
いやあ、あれだけ千切れて惜しいも何もないのですが、やっぱり相手が悪すぎと思えてしまいます。勘弁してよ、と。
未勝利で掲示板に3回連続載るも、勝てず…
その後、フレーヴォは馬体の維持に苦労しつつ、芝の未勝利戦にエントリーしていきます。が、結果が遠かった。3回連続掲示板に載るも、初勝利の遠いこと遠いこと。
特に未勝利3戦目でマイネルホイッスル(現1勝クラス)に写真判定のハナ差で敗れたのは歯ぎしりをするほど悔しかったですね。
このあたりからだんだんとゲート難の癖も出てくるようになり、ジョッキーを変えたり、距離を変えたり、と庄野先生もかなり試行錯誤をしているのが伺えました。
そんな中、フレーヴォは、ブログ主的には「命運を分けた」と思っているレースにエントリーします。それが7月5日の芝1,200メートル戦です。
命運を分けた芝1,200メートル戦の8着惨敗
7月5日の芝1,200メートル戦は、ゲート再試験から浜中ジョッキーで挑んだ一戦で、陣営がスプリントでも対応できると判断し、勝負にいったレースでした。
しかし、ゲートは普通に出たものの、ハナを切ることも出来ずに直線ではズルズルと後退し、結果は8着に惨敗。
この敗戦は痛かった。一つの黒星よりも、その後の番組選びができなくなってしまったのが痛すぎた。
実際、フレーヴォはこの後引退まで2度出走するのですが、7月下旬に馬体はできているのに除外に泣いたことも複数回ありました。
…あの1200メートルを選ばなければ。もしくは5着内に粘れていれば。
そう思ってしまうのは出資者のないものねだりのわがままです。
でも、悔しいですね。あのレースさえなければ、もっと適性にあったレースを選べただろうに…小倉でも1,800メートルは長そうでしたもの。
地方転籍後、中央再登録をめざす。…どうしよう。
さて、今後のお話。
牝馬なのでこのまま引退し、繁殖入りもあるかと思っていましたが、地方転籍をして再登録を目指す方針となりました。既に出資者には「再登録時の再出資の伺い」的なはがきが届いています。
母レディカーニバルの血統的にもダートは問題なさそうで、個人的にはダートで試してほしい思いもあったため、申し込みには乗り気なのですが、ジャスタウェイ産駒は多くが芝に適性があるのはちょっと気になるところ。
懐事情的に、キャロット申込の結果次第、というところでしょうか。
なにはともあれ、フレーヴォ、お疲れ様でした。