ディープインパクト産駒の有力馬(2021-2022)
2020-2021のPOGシーズンもいよいよ大詰め。皆様いかがお過ごしでしょうか。「まだオークス・ダービーがある!」と意気込める人が羨ましい。私は有力馬を持っていません。例年通りです。
一方で、2021~2022シーズンのドラフトまで残り2週間ほど。大概のサークルでは6月4日(金)か6月5日(土)でしょうからね。
POGの楽しみはほとんどがドラフト。そんなドラフトの対策ではありませんが、今年も種牡馬別にまとめてみたいと思います。
去年は5頭ずつくらいでまとめましたが、気になる種牡馬の数も増えたので3頭ずつくらいずつの期間集中連載(?)でいきますか。
今日はもう産駒の数が少なくなってきたディープインパクト産駒です。
本命候補:イスパニダの2019(牡馬)
前にレビューしたコンドコマンドの2019と今年の人気馬の双璧をなす一頭と思っています。
【POGのお話】日刊POG1番人気?2021-2022シーズンで気になる馬⇒~コンドコマンドの2019~ - 【一口馬主ブログ】一口馬主の雑記帳
母は日本の馬場と相関性があることが常識となったアルゼンチンにおいて、1000ギニー(G1)を勝利。その他にもアルゼンチンオークスやアルゼンチンギニー大賞典やクリアドレス大賞典でも2着している名牝です。ややパワー系の血統に見えるのがディープインパクトとの相性の良さを想像させます。
いやゆる「ディープインパクト×マッチョ系の母」というPOGの王道パターンです。
初仔であり、堀先生のコメントが控えめである分、コンドコマンドの2019に人気を譲っている感はありますが、期待値は見劣りしない。ドラ1指名いっときましょうですね。
中位候補:トータルヒートの2019(牡馬)
少し人気を下がった馬を探してみようということで、ノーザンファーム以外の馬をチョイス。いや、人気するか…
まあ、ディープインパクト産駒で人気薄という設定自体に無理があるのですが、お察しください。
母はマル外の持ち込み馬として中央で5勝。キャロットでは珍しく、芝とダートの短距離路線で活躍し、通算30戦して引退。立派な戦績ですね。こういう馬に出資したいものです。
本馬は第2仔。藤原英先生に預けられていることから体質面では少し課題があるのかもしれませんが、一戦必勝の仕上げをしてくると考えればPOGでも悪くありません。また、近年のトレンドであるNureyevの血を引く牝馬とディープインパクトの組み合わせも気になります。
「こっちのサンデー&ディープインパクト産駒がきたか!」の展開を期待して指名するという作戦でいかがでしょうか。
穴候補:ヴァレリカの2019(牡馬)
穴候補というか、捻った指名をするという視点でダーレージャパン生産のディープインパクト産駒をチョイス。貴重です。
母ヴァレリカはマンデラの子で、ワールドエース、ワールドプレミア、ヴェルトライゼンデの半姉に当たります。マンデラの子供たちは牡馬に活躍馬が偏っているので、母自身は目立った良績はありませんが、良血馬であることは間違いありません。
本馬はすでに馬体は500キロに迫る雄大な馬体をしているとのこと。
また、預託先は上り調子の杉山厩舎。少しデビューに時間はかかるとの情報もありますが、Robertoの血を引くディープインパクト産駒ということで大物感は充分。情報は少ないのでやきもきしそうですが、面白いと思います。