キャロット2021年募集馬レビューその⑤
キャロットの2021年募集馬のレビュー、今日はその⑤『マイハッピーフェイスの20』です。
種牡馬引退が発表されたハーツクライ。産駒に出資出来るチャンスも数少なくなりました。ディープインパクトとキングカメハメハという2大巨星と比較され続けた種牡馬生活でしたが、その功績は色あせることはありません。
そんなハーツクライ産駒の募集。気になります。
○概要
募集馬名:『マイハッピーフェイスの20』
父:ハーツクライ
母:マイハッピーフェイス
母父:Tiz Wonderful
一口価格:75,000円
預託厩舎:美穂
○コメント・所感
母マイハッピーフェイスは北米で活躍。GⅢであるテンプティドステークスを制しています。GⅠは2着は2回ありますね。頂きには届かなかったのは惜しいところです。
引退してからはアメリカで繁殖入り。初年度はTapit産駒(1勝)、次年度はAmerican Pharoah産駒(0勝)、次々年度はPioneerof the Nile(未出走)と産み、キーンランドステークスの繁殖牝馬セールでUnion Ragsを受胎した状態で落札され、来日しています。
サンデーサイレンス系もキングカメハメハ系も、なんならRoberto系もなんでもござれという血統表なので、これから何を付けるのか楽しみな母ですね。
今回はハーツクライをつけています。Storm Catがあるので極端な晩成型にはならないとは思うのですが、ノーザンダンサーやHaloもないので、じっくりというタイプになりそうな気がします。牝馬なのでそれも悪くはないのですが、クラシックを期待するなら桜花賞よりもオークスでしょうか。
とはいえ、これまでの産駒の活躍を見るに総額3,000万円(一口75,000円)は期待を背負いすぎな気も個人的にはします。ハーツクライの種付料も日本トップクラスなのであまり下げることもできないのでしょうが。。
しかし、そこはキャロットです。それだけ自信があるのかも。クラブのアピールコメントが気になる一頭です。