キャロット出資候補馬、評価レビューその⑧
申し込み検討の⑧頭目。
今日はスクリーンヒーロー産駒のプラチナブロンドの18です。スクリーンヒーロー産駒ってだけでRoberto系の復権のロマンを感じます。
ナンバー75:プラチナブロンドの18
概要
母:プラチナブロンド
母父:ジャングルポケット
一口価格:50,000円
預託厩舎:関西
コメント・所感
種牡馬によって育成の得意不得意ってあるのでしょうかね?
ノーザン育成のスクリーンヒーロー産駒を見るとそんなことを疑問に思ってしまいます。モーリスやゴールドアクターを産み、種牡馬としての評価を覆したスクリーンヒーロー。ノーザンファームの優秀な繁殖牝馬を迎えればさらに成績を伸ばすと思うのが当然なのですが…ノーザン育成のスクリーンヒーロー産駒はなぜか思ったほど走らない。
でも、優秀なノーザンファームのことですから、そろそろノーザン育成のスクリーンヒーロー産駒の活躍があってもおかしくないと思っています。
母プラチナブロンドはジャングルポケット産駒にしては珍しく芝の短距離路線で活躍。17戦3勝。最速上がりを4回記録しているように切れ味タイプの馬だったようです。本馬が繁殖にあがって初めての仔になります。
ただ、初仔なのに、という言い方も変ですが、本馬の血統表を見るとかなり攻めた印象を受けます。そもそも、母プラチナブロンドも割とたくさんのクロスを持っている馬なのですが、スクリーンヒーローをつけたことでサンデーサイレンスの3*4が発生し、Northern Dancerを父スクリーンヒーローから貰ってさらに濃くなっています。母の切れ味を増す方向で働かせたいのが狙いと想像しますが、Roberto系のスクリーンヒーローの血でスタミナもあるでしょうし、マイル以上を得意にする中距離馬に育つかと思います。
それに加え、モンローブロンドの一族は堅実な戦績をあげる馬が多い点、またRoberto系のスクリーンヒーロー産駒なだけに芝でダメだったらダートにもチャレンジできそうな点も、安心材料になりますね。
ですが、これだけのクロスを持っている中、初仔となるとちょっと心配なのは体質面。牡馬ですから過剰に懸念する必要はないですが…本当は育成進捗をみたい。
と、キャロット既存会員の皆さんが思えば、新規入会の私でも出資の余地があるかな、と思ったりしています(笑)