キャロット出資候補馬、評価レビュー②
キャロット新規入会、申し込み検討の2頭目。ジャスタウェイ産駒の牝馬『アビラの18』で検討中です。
ナンバー37:アビラの18
概要
父:ジャスタウェイ
母:アビラ
母父:ロックオブジブラルタル
一口価格:60,000円
預託厩舎:関東
コメント・所感
ジャスタウェイ産駒の検討は今ロードで出資しているフレーヴォに出資する前に考えたことがありました。その時の結論は
・牝馬は「仕上がりが早い馬が良い」
・牡馬は「中距離以上を意識された配合が良い」
でした。
(参考:https://www.hot-river.net/entry/justaway)
本馬の場合は牝馬なので、仕上がりを確認したいところですが、キャロットの場合はギリギリまで出資出来るロードとユニオンとは違って仕上がりを見ることは叶わない。そのため、本来であれば検討対象外にしていく…のですが、それに逆いたくなる一頭です。
自分で分析して自分で逆らうのだから世話ありません(笑)
本馬の母アビラは未勝利で引退をしていますが、母の母Animatraiceは英オークス(GⅠ)で3着し、マルレ賞(GⅡ)、ノネット賞(GⅢ)を勝利。母の半姉Sadler’s Flagもロワイヨモン賞(GⅢ)を勝利しており、非常に筋が通った牝系です。
また、すでに母としてもアビラはエルムSを勝ったジェベルムーサを産み、NHKマイルでマイ出資馬ロードグラディオがいなければ、本命にしたかったカテドラル(結果は3着)を産んでいます。すでにデビューした7頭のうち、4頭が勝ち上がっているのも大変優秀。おぼろげな記憶ですが、アルカサルは当時の競馬王のPOGで「毛の馬」に押されていたような…個性的な馬でした。
14歳という年齢も高齢の域に入る前の脂が乗り切った(?)出産年齢です。安心感があります。
あと、個人的に面白いと思うのが、母アビラの産んだ子供たちの適性について。ジェベルムーサのようなダート馬、カテドラルのようなマイラー、そしてアルカサルのようなステイヤーよりの馬など、様々です。父親側の特性が子供たちに伝わっていると考えるのが自然です。
本馬の父ジャスタウェイの場合、一本調子の先行力が魅力。Wild Againから伝わってくる先行力とマイルでの強さが際立った馬だったので、本馬の適性距離はマイルまでといったところじゃないでしょうか。また、ジャスタウェイの父ハーツクライと母父ロックオブジブラルタルの奥にあるDanzigは非常に相性がいいのはご承知おきの通り。表ではなく、裏で相性が良い配合が隠れているのはとても好み。話変わりますが、私が競馬を始めた頃、ニックスと言われたキングカメハメハ×サンデーサイレンスが隠れている馬も増えてきました。私ごときでの血統門外漢が気が付いてしまうので、こうやって競馬と血統はやめられなくなるのでしょう。。。
牝馬で60,000円はブログ主の出資対象の中では若干高めではありますが、将来の母馬優先を取れるという意味でも申し込みたい一頭です。