キャロット出資候補馬、評価レビューその⑥
申し込み検討の6頭目。
現在、ロードとユニオンで出資している馬の父は芝・ダート兼用種牡馬に偏っている私ですが、ダート種牡馬もいつか出資したいと思っていました。現役が長くなる傾向があって長く楽しめますし、地方競馬で稼げればコストパフォーマンスがよくなりますからね。
で、最近注目しているのが2017年のJRA2歳ダートでチャンピオンサイヤーになったヘニーヒューズ。そんなヘニーヒューズ産駒が『ピエリーナの2018』。狙っています。
ナンバー32:ピエリーナの18
概要
父:ヘニーヒューズ
母:ピエリーナ
母父:チチカステナンゴ
一口価格:45,000円
預託厩舎:関東
コメント・所感
本馬がチチカステナンゴ産駒の母ピエリーナの初めての子供になります。
現役時代は一度中央から地方に転籍した後、中央に戻ってきて500万下を2勝。ダートに適性があった馬だったようです。
※余談ですが、ネット競馬で最初に『ピエリーナの18』から母ピエリーナの戦績と血統を見ていたらなんだか表記が間違っていて読み取るのに苦労しました(笑)
本馬の場合、母父チチカステナンゴっていうのが香ばしさを感じます。サンデーサイレンス系に合わせるために連れてきたわけですが、残念ながら成功か失敗かを判断する前に2012年に亡くなってしまいました。合掌。
栗山先生・望田先生のパーフェクト種牡馬辞典を読む限り、特徴がないのが特徴という種牡馬としかわかりません。もう少し世代を残せれば産駒の傾向や母父としての強みもつかめたのでしょうが…
ただ、父のヘニーヒューズからははっきりと本馬が歩む道がわかります。ダート路線です。母ピエリーナの戦績からもそれは明らかでしょう。下手に芝向きの種牡馬をつけるよりも全然良いですし、ヘニーヒューズの子供は大きく育つ傾向にあると聞いたことがあります。
あ、だから母ピエリーナの初仔相手に選んだのかも。クロスもないアウトブリード配合ですし、まさにベストチョイスですよね。体質面では問題ない印象を受けます。
ヘニーヒューズの成功配合のパターンにはハマっていないのが残念ですが、父の良さが出てくれれば、一番得意な距離はダートの1,400メートル前後かな。もう少し短く1,200メートルでもよさそう。将来目指すはカペラステークス、とか。
また、新規会員の立場から考えると、母馬優先とはいえ出資の余地が若干ある気がします。
『初仔』、『ダート系種牡馬』、『ノーザンファーム出身以外の母』となれば、いわゆる『重賞勝ちの兄姉の下』、『芝クラシック路線』『ノーザンファーム血統』みたいなキャロット王道とは少し離れていますからね。
…まぁ、そんな甘くはないか(笑)