キャロット出資候補馬、評価レビューその①
キャロット新規入会を目指す。今回の更新から各馬のレビューです。
申し込みの第一候補はエピファネイア産駒の牡馬『ヴァイスゴルトの18』でいきたいと思っています。
ナンバー17:ヴァイスゴルトの18
概要
父:エピファネイア
母: ヴァイスゴルト
母父:ダンスインザダーク
一口価格:60,000円
預託厩舎:関東
コメント・所感
今年から産駒がデビューしたエピファネイア。同じくデビューしたキズナやリアルインパクトと比較し、大きなアドバンテージを1つ挙げるのであれば、サンデーサイレンスとの相性だとブログ主は思っています。日本の種牡馬の歴史を変えたサンデーサイレンスの力をどのように活かすかがここ20年くらいの種付けのポイントだったわけで、そのために海外から有力な繁殖牝馬が招かれてきました。サンデー系種牡馬の飽和も課題と言われて久しいですね。言うなれば、サンデーサイレンスの血を薄めつつ、活かそうと頑張ってきたわけです。
それが最近はようやく「濃く」することが出来るようなってきました。いわゆる、奇跡の血量と言われる3*4(18.75パーセント)を実現できる世代になってきたのです。
そんな奇跡の血量を自然に作れる超大物種牡馬がエピファネイア。自身の母シーザリオの奥に持つサンデーサイレンスが4世代目であることが大きい。ロードやユニオンの検討でも、検討の対象に入ったエピファネイア産駒への出資が出来ないか注意深く見てきました。
で、今まで検討の対象になったエピファネイア産駒の中で、本馬が一番いい。間違いなく良い。
ロベルト系の種牡馬であるエピファネイア産駒の牡馬というところで、まず牝馬よりも安心感があります。また、母系が非常に優秀。祖母ゴールドデンサッシュはステイゴールドの母であり、かつドリームパスポートを産んだグレースランドやショウナンパンドラを産んだキューティゴールドの母でもあります。これだけの大物を産みだす牝系はそうはありません。それに加えて、重賞を勝つような大物がいるだけではなく、牝系に属する多くの馬が安定して勝ち上がっているのも素晴らしい。
本馬は母父がダンスインザダークだけに適性距離は若干長めになると想像。適性条件は芝になりそうな気がしますが、ダートでも適性はあるはず。また、完全に個人的な好みですが、父と母からバランスよくクロスを取っているのも好みです。
それでいて一つ上半兄ヴァイスリヒト(ハービンジャー産駒)がまだ勝利をあげていないせいか、60,000円という良心価格。
母馬優先は無くとも既存会員で埋まってしまう気もしますが、新規会員枠に枠が残っていれば、新規会員の最優先枠(ほぼ効力はない)でいきたい一頭です。