買いました。パーフェクト種牡馬辞典2019-2020。
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(2020.03.20追記)
最新版(2020-2021)も買っちゃいました。これもよい。
ご参考まで。
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今年も購入。栗山求さんと望田潤さんが監修したパーフェクト種牡馬辞典2019-2020。
元々は毎年参加していたPaper Owner Gameの対策的な位置づけで去年購入したのですが、内容を読み込んでみたところ、一口馬主の種牡馬選びに最適じゃないかと気が付いたので今年も継続購入であります。
本当は各種POG本が発売される4月下旬に買おうかと思っていたのですが、中身が非常に気になって我慢できなかったので、もう購入することに決めました。
どんな読み方で楽しめるのか?
読み物としても非常に面白いのですが、パラパラとめくってみても一口馬主にはたまらない内容です。例えば、Paper Owner Game的な楽しみ方で着目する点と一口馬主的な楽しみからで読む点は、かなり変わってきます。
Paper Owner Game的な読み方
例えば、去年はPOG的な観点だとどんな読み方になるでしょう?
私の経験で言うと、去年は「おすすめ配合2歳馬」ばっかりチェックしていました。特集されている馬を抜き出してギャロップと突合し、育成具合が順調であれば迷わずリストに加えるという。
去年の「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」では、ディープインパクト産駒のおすすめにはシェーングランツ(スタセリア2016)が掲載されていますし、好走率(特に私が重視していたシーズン中に2勝)は高いんですよね。
あと、個人的に好きだったのは過去の活躍場の配合傾向が色付きで出ていること。トレンドを掴みたいと思ったときに、調べて使っていました。
一口馬主的な読み方
一方、晴れて一口馬主となった今、私が一番興味深かったのは「20-21年デビュー注目新種牡馬」のコーナーですね。POGの時には「ふーん」という程度で眺めていましたが、1歳馬に出資することになる一口馬主にとってはこんな有益なページは他にはないと個人的には思います。
2020年デビューのドゥラメンテやリオンディーズなどの分析はネット上でも調べれば結構情報を拾うことはできるのですが、21年デビューの種牡馬はまだ馬産地の評判も聞こえてこない状況です。GⅠを7勝したキタサンブラックや、フジキセキの後継として大注目のイスラボニータといった大物級の種牡馬がゴロゴロいるのにも関わらず、です。
そんな情報がない中、パーフェクト種牡馬辞典はそういった未来の新種牡馬の配合の妙をわかりやすくレビューしてくれているので、出資馬検討の時に大変助かるのです。しかもそれが血統の専門家である栗山さんであるところが心強い。文章が平易で読みやすいのも良い。つらつらと馬名だけを並べられても頭に入ってこないので…
「種牡馬辞典」 との違いは?
ちなみに、本書と似たようなトピックを扱っている「種牡馬辞典」(田端到さん、加藤栄さん)もあります。一昨年購入したのはそっちだったりしました。KADOKAWAが出している競馬雑誌のサラブレで田端さんが連載されているコーナーが面白いからファンなんです。
ただ、ファンの視線を捨てて本としてみると、私はパーフェクト種牡馬辞典のほうが好きです。主観ではありますが、「種牡馬辞典」は、例えばコース形態での種牡馬別成績など、馬券の購入検討のほうにも種牡馬の特徴と同じくらい力を入れている印象があるからです。
一口馬主は自分の愛馬が走るレースの決定権があるわけではないので、例えば「ロードカナロアは府中の1400新馬で強い」とわかっても、自分が出資しているロードカナロア産駒にその条件で走らせてあげることはできないので…残念。
その点、「パーフェクト種牡馬辞典」はPOGや一口馬主向けの俗っぽさを醸し出しています(笑)
最後に。自らの出資馬検討のケースだとどういう風に使うか。
最後に、パーフェクト種牡馬辞典を読んで、例えば直近の出資検討活かせそうなことがありましたので皆さまへのご参考まで書いてみたいと思います。
それは種牡馬の系統を見て、自らの出資馬の隔たりがわかること。
例えば、私は現時点で出資をしている馬は5頭いるのですが、そのうち4頭がロードカナロア産駒、1頭がキングカメハメハ産駒です。種牡馬辞典の付録で付いている系統図で眺めてみると、全てMr.Prospector系とかなり隔たっています。知らず知らずのうちに自らの好みが反映されて行くのは至極自然なことではありますが。
ただ、栄枯必衰はすべての理の心理でありますし、この一本足打法はよろしくない。
そのため、私は今年の1歳募集馬の父親はロードカナロアとキングカメハメハ以外にする腹積もりで考えています。
皆様も系統図を元に客観的に出資馬を見ているというのも、一口馬主の面白みとしてたまには良いのではないでしょうか?なんて(笑)