2歳で一番の出世レース
先週に引き続き、2歳GⅠの朝日杯フューチュリティステークスですね。朝日杯はどうしても中山1,600メートルのイメージがありますが、もう舞台が変わって6年目。
牡馬のマイラー路線として整備されるというお題目にどうしても納得ができず、今でも本音の部分で言うとモヤモヤする気持ちが残っていますが、阪神JF、ホープフルS、朝日杯FSと並べてみると、この年の2歳戦で一番の出世レースである地位はそのまま。嬉しい限りです。
競馬を十数年やっていると、どんなGⅠレースでも多少の思い出があるものですが、朝日杯FSというと
「少年はいま、ヒーローになる」
という言葉を思い出します。
確かセイウンワンダーだったか、ローズキングダムだったか、どちらかが勝った朝日杯FSだったと思うのですが、ゲートが開くときに実況が言っていたはず。
少年ジャンプかよ、と毒づいたこともいまだに覚えているということは、うまいこと言われた感があったのでしょう。
↓のようなヒーローとは違う、ヒーローですよね。
先週の阪神JFと似ていますが、素直に「ヒーローを見つけたい」という気持ちで楽しんで予想してみたいと思います。
本命はタイセイビジョン
朝日杯FSは基本的には切れ味自慢かつ、重賞実績重視の舞台です。というわけで、当該3頭サリオス、レッドベルジュール、タイセイビジョンが人気に推されるのは当然でしょう。
上記3頭はノーザンファーム生産馬という、今年の(も)ノーザンファームの勢いを表していますね。
となると…うーん。不本意ながらマイラー路線へと変貌を遂げている朝日杯FSを考えれば、一番本命に推したくなるのはタイセイビジョンですね。
対抗はビアンフェ
次に対抗ですが、先週から懲りずにキズナ産駒のビアンフェを推してみたいと思います。前回の京王杯2歳ステークスでは本命に推すタイセイビジョンから離された2着ですが、+24キロでしたからね。逆転もあっても驚きません。
紐はペールエール、エグレムニ、タガノビューティー、ラウダシオン
紐については、いつもであれば、サリオス、レッドベルジュールを選ぶのですが、今回はあえて嫌ってみます。
というのも、サリオス、レッドベルジュールはタイトルが欲しくてエントリーをしてきて、実際にその資格もありそうな2頭ですが、マイルの血統には見えません。来春以降にマイル以上で飛躍を期待し、ここでは戴冠してほしくない。
というわけで、人気は薄いですがマイルが良さそうな馬を選んでみようということでペールエール、エグレムニ、タガノビューティー、ラウダシオンの4頭をピックアップ。
買い方は単勝、ワイド、三連複
さて買い方です。
タイセイビジョン
の1点。
そして、本命から紐へのワイドを次に。
タイセイビジョン⇒ペールエール、エグレムニ、タガノビューティー、ラウダシオン
の4点。
最後に対抗のビアンフェを絡めた本命対抗の三連複二頭軸で遊びますか。
タイセイビジョン⇒ビアンフェ⇒ペールエール、エグレムニ、タガノビューティー、ラウダシオン
の4点。
合計9点。以上。
来年の主役にふさわしいヒーローの誕生を期待です。