キャロット入会作戦の裏で…
キャロットに新規で入会をされる方は昨日9月11日が郵送の締め切り日。日本も北は北海道、南は九州まで広く、速達で投函された方もおられるのではないでしょうか。投函してしまった私としては、あとは20日の郵送での結果受領までドキドキするしかやることはない。
当たらないだろうという点も含めて、年末のドリームジャンボとやることは同じですね。ふふふ(意味深)
さて、本日はそんなキャロット2019年募集の裏でひっそりと募集が開始されたユニオンの先行募集馬についてです。
実はさかのぼること2週間ほど前、ユニオンのホームページで2020年募集対象馬2頭の先行募集が開始されておりました。早いな、マジで。
(参考:https://www.union-oc.co.jp/join/system/req2019.jsp)
今年はハービンジャー産駒とルーラーシップ産駒
過去にはエポカドーロが先行募集されたことで注目が集まっていますが、キャロットやシルクの募集開始と比べると、盛り上がりは雲泥の差。2019年募集対象の先行募集であった「アルーリングハートの2018」でユニオンに入会した身としては少し悔しい。
いや、実は悔しいというよりかは結構寂しい。
ちなみに、今年の先行募集馬はハービンジャー産駒とルーラーシップ産駒が各1頭ずつ。
①チュウワプリンセスの2019(父ハービンジャー)
②アルーリングハートの2019(父ルーラーシップ)
の2頭です。「オルフェーヴル産駒」、「ドゥラメンテ産駒」、「ロードカナロア産駒」など新種牡馬を購買していた過去の流れとは違い、今年はある程度実績を積みかさねている種牡馬を選定した印象を受けますね。
それと、既存会員向けには抽選でプレゼント応募も募集していたりもしました。一口あたりの価格は一昨年、昨年と比べるとやや控えめではありますが、相変わらずユニオンは太っ腹です!!ハガキを出し忘れた私のマヌケを呪いたい。
はあ、ため息交じりではありますが…せっかくなので募集馬2頭のレビューをしてみます。今日は『チュウワプリンセスの2019』です。
『チュウワプリンセスの2019』のレビュー
チュウワプリンセスの2019
情報
父:ハービンジャー
母:チュウワプリンセス
母父:スペシャルウィーク
預託厩舎:菊川正達
(参考:https://www.union-oc.co.jp/id/3401#open_PROFILE)
所感
あれだけハービンジャーで騒ぎ、キャロットの2019年募集で申し込もうと迷っている最中にユニオンでハービンジャー産駒が募集されるとは思ってもみませんでした(笑)
父ハービンジャーと母父スペシャルウィークの組み合わせは先日英国で海外GⅠを制したディアドラの配合と同じ配合ですね。まさに旬な配合です。
ネット競馬を見る限り、32頭同配合の馬がいる中で大物はディアドラのみに見えるため、大物率は低いかもしれませんが…勝ち上がりで言うと12頭いるので、そこまで悪い勝率が低い配合には思えません。
それよりも本馬の血統的で何より楽しみなのは、母チュウワプリンセスの母シビルはジャスタウェイの母でもあること。そう、つまり本馬は叔父にジャスタウェイなのです。
つまり、ジャスタウェイの力強さを支えていたWild Againの血は当然チュウワプリンセスにも流れていることになります。父ハービンジャーと合わさった時、ベストなのは「芝向きの先行力」として表れてくれることでしょう。ダートは…母系だけ見ればやれなくもなさそう。ハービンジャー産駒である以上、あまり向きはしないでしょうが。
適性距離については、ユニオンが公式ホームページでポイントとしても書いてくれていますが、長めの距離になりそうですね。スペシャルウィークはサンデーの中でも長距離の種牡馬ですし。1,800m~と書いていますが、それでもちょっと短いんじゃないかな。
預託厩舎の菊川先生とユニオンは過去にはあまり結びつきは強くなく、今年の2歳馬スノーレイズを預託されているのみ。いわば、本馬が試金石の一頭になるのではないでしょう。
さすがにまだ2020年募集馬に手を出す気はしませんが、今後の埋まり具合をチラ見してみたいと思います。
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