所属POGサークルが休会
まったくもって私的なことを綴っているこのブログ。その中でもかなり私的なトピックになると思うのですが、私が所属しているPOGサークルが今年のクラシック終了をもって諸事情により休会することと相成りました。悲しい。。。
職場の先輩に声をかけて頂いたのを皮切りに10人弱のサークルに所属させて頂き、色々のメンバーも移り変わりながらも、かれこれ8年目のシーズンが終わるところでした。寂寥の想いを禁じえません。
年齢が優に10歳以上も離れた方々と楽しませて頂いていました。趣味が同じであれば、たとえ仕事や出身がバラバラであっても、一年に一度しか顔を合わせなくても、気心が知れた友人になれることを教えて頂きました。
おそらく、POGを始めていなければ、一口馬主を始めることもなかったでしょう。限られたシーズンの中で走る馬を見極めるために血統表を見るようになりましたし、そのほかにも生産地、育成牧場、それから厩舎、と様々な観点で競馬を見るようになりました。そして、なにより、POGのシーズンだけではなくもっと一つの馬長くに関わりたいという思いから一口馬主を始めたわけですから。
大袈裟ですが、自分の帰る場所が一つなくなってしまったような想いがしています。
実家近くの行きつけのラーメン屋が潰れた、みたいな。
出身の小学校が統廃合で消えてなくなった、みたいな。
貰った寄せ書き色紙が戸棚の奥で三つ折りになって潰れていた、みたいな。
どれも実話ですが、今の喪失感に勝てるものはなさそうです。
……ただ、こうなっては仕方ありません。
一口馬主に今以上にのめり込んでサークルの再開を待ちたいと思います。
そして、今年は参加が出来ずに寂しい限りですが、8年間POGをやってきた自分のコツを誰にも言うこと無いまま葬り去ってしまうのは悔いが残るところ。
せめてものはなむけに(?)、今回、私が考える「勝てないけど負けにくいPOG指名のコツ」をアップすることにしたいと思います。
勝てないけど負けにくいPOG指名のコツ
題して、勝てないけど負けにくいPOG指名のコツ。
私が所属していたサークルのルールは
・牡馬牝馬共に10頭ずつ、計20頭を指名する
・ポイント対象期間はダービーからダービーまで
という非常にシンプルなもの。
だた、唯一のローカルルールがあります。それは牡牝ともに同一種牡馬は4頭まで、という縛り。
つまり、上から下までディープで埋める、といった指名は出来ず、種牡馬の数を考慮し、優先順位をつけながら指名をしていくことなります。
そんなルールの中で、8年間POGをやっていましたが、私は大きくポイントで負けたことはなく、大勝したことも実はありません。ほぼプラスマイナスゼロポイントの調整力を毎年、発揮してきました。
そのカギは、「シーズン中に2勝する可能性が高い馬を指名する」
それはおそらく、私がPOG指名で
「シーズン中に2勝する可能性が高い馬を指名する」
という点を軸に指名を行ってきたからだと思います。
毎年、7,000頭のサラブレッドが生まれる中、本心ではダービー馬や桜花賞馬を指名したいですが、中々それは現実問題として難しいです。配合はよくてもシーズン中はさっぱりという馬もいますし、なにより評判の良い目立つ馬の多くは、仲間とドラフトで競合します。
ただ、一方であまり競合しない馬がいます。それは、地味で堅実な血統の馬。
夏場にデビューして、秋になる前に未勝利を勝ちが上がり、2歳重賞や500万特別で掲示板に載りながら、4月くらいの中山で2勝目を拾う。
そんな馬を私は狙って指名していました。
社台やノーザンの出身であっても、10位指名でも、間違いなく指名できる馬達です。
そして、時にはそんな馬の中からオープン馬・重賞馬も生まれました。
最近の指名馬ですと、例えばそれがクロノジェネシスだったり、アマルフィコーストだったり、モンドキャンノだったり。
言うなれば、「二塁打の延長がホームラン」作戦です。
え、男らしくないですか?
いやいや。稼ぐポイントが掲示板によるものだったとしても、「ずるいポイント」とは記録に載りませんから。
そして、そういった馬の選出する時のやり方はずばり「血統と調教師に対する先入観」です(笑)
具体的な馬選びのポイント
例えば、以下のような先入観を持って馬選びをしていました。
【血統/配合】
・ディープインパクト×母父ロベルト、もしくはアメリカの短距離系:素晴らしい
・ダイワメジャー:早期デビュー組以外は減点
・母父クロフネ:体質が弱め
・母父ゼンノロブロイ:勝ち上がりが悪い
・オルフェーヴル×キングカメハメ:相性悪い、はず
【調教師】
〇浅見先生
・短距離強い
・芝が多い
・2歳戦が得意
〇池江先生
・預託数が多いので出走回数少なめ
・牝馬は割引
・クラブよりも、個人馬主
〇久保田貴先生
・牝馬が良い
〇清水先生
・ガンガン使うぜ
・世代の勝ち上がりは少ない
・鍛えて強くするタイプ
〇高野先生
・怪我が多めで牝馬は割引
〇友道先生
・個人馬主もクラブもまんべんなく強い
・獲得賞金も多い
・芝&長めが得意
〇中内田先生
・2,000くらいまでが守備範囲
・牡馬/牝馬問わず
〇藤原英先生
・厩舎仕上げであるが、ノーザン系が良い
・牡馬/牝馬問わず
〇安田先生
・短距離
・芝に強い
・ロードカナロア産駒は相性抜群
最後に
ご参考になるかはわかりませんが、まとめてみました。
もし今年POGデビューの方などがおられましたら参考にされてくださいませ。