まず初めに…追悼ウォッカ
昨日、ウオッカ死すという悲報が飛び込みました。悲しい…
ダービー制覇の時、私はまだ競馬には興味がありませんでしたが、オウケンブルースリとのジャパンCの時はちょうどのめり込んだ時期でした。あの時ほど、2センチの長さを味わったことはありません。
競馬の機微を教えてくれてありがとう、ウオッカ。心から冥福を祈ります。
ユニオンPEGASASU39 メガファラヴァハー(タイキロザリオ17)
さて、ユニオン2歳募集馬の中でビビッと来て、チェックしている馬。今回レビューするユニオンPEGASASU39 メガファラヴァハー(タイキロザリオ17)です。
父…パイロ
母…タイキロザリオ
母の父…スピニングワールド
参考:https://www.union-oc.co.jp/id/3239#open_PROFILE
不当な低評価種牡馬。それが、パイロ。
不勉強ながらPOGや一口馬主界で地味なのに稼いでくれると思っている種牡馬が2頭います。芝だとキンシャサノキセキ、ダートだとパイロです。
パイロの産駒の特徴は2歳戦からガンガン走ってくるところと、成長した後のダートでの堅実性。種付けは決して高くはありませんが、AP.Indy系のダートの種牡馬として確固たる地位を築いています。
面白いのはスピードが優れているから2歳のころは芝でも重賞をにぎわせてくれる産駒が出てくること。ビービーバーレルが好例ですね。
母のタイキロザリオの産駒の小出しも非常に堅実です。特に旬なのは半姉のワタシノロザリオでしょう。ダートの勝ちっぷりは実に見事。23戦もしながら目立った怪我がないのもまた魅力。
この母の産駒の丈夫さもメガファラヴァハーの残口が40口未満になっている一つの要因だと思います。
気になる育成状況は?
育成状況については、何が何でも早期デビューという方向ではないようで比較的じっくりと進めているようですが、秋にはならないと思うのが私の所感です。
私が入会しているロードではパイロ産駒の募集ってあまりなくて、いつか出資してみたいなあと考えていましたが、出資するならメガファラヴァハーみたいな馬がいいなと思わせてくれる一頭です。出資価格は一口90,000円と私にとってはちょっと高めな部類に入りますが、200口ですので、ミドルリスクミドルリターンな馬だと判断しています。
今後のユニオンの出資に向けて
ユニオンは5月31日をもって2歳馬の出資募集を締め切るようですからあと二ヵ月が検討期限ということになります。
検討すると出資したくなってくるのが一口馬主の甘い罠。
もし出資するなら懐事情的にオンリーザブレイブ(オメガブルーライン17)かなぁ…
同価格対ならロード2歳馬のフレーヴォ(レディカーニバル2017)も気になる…
いや、この迷いがいけない(笑
とはいえ、一口馬主の出資は巡り合わせ。決める時は気持ちで決めるものですし、ゆっくり考えていきたいと思います。