ユニオンで気になるキズナ産駒:ブロフェルド(ティファニーケイス17)
ユニオンの牡馬で一番いいなと思っているのが、今回レビューするユニオンPEGASASU38 ブロフェルド(ティファニーケイス17)です。
父…キズナ
母…ティファニーケイス
母の父…タイキシャトル
参考:https://www.union-oc.co.jp/id/3238#open_NEWS
母の成績は?
母のティファニーケイスは3歳春にダート1200メートルで未勝利を脱出した後、一回500万下で足踏みをしましたが、翌戦から3連勝。すべて芝の1200メートルでした。母父タイキシャトルらしく、先行してまた伸びる脚が持ち味。特に2010年の掛川Sの勝ちっぷりは見事。その時、2着に負けたのが私が出資しているロードクラージュの母レディルージュだったりします。
今まで3頭の子供を産んでいますが、オルフェーヴルやロードカナロアをつけていることからも繁殖として期待されているようで、今回、ディープインパクト後継種牡馬本命と目されるキズナを迎えて生まれたのがブロフェルドです。
一口の価格はさすがの120,000円。零細一口馬主の私は一口10万を超えるとまるで手が出ませんが、栗東の藤岡健一調教師に預託されることも考えると納得だと思います。
目を引く馬体は父キズナ譲りか?
ブロフェルドで目を引くのはその立派な馬体ですね。すでに500キロを超えています。キズナもディープインパクト産駒の中では雄大な馬体で有名でしたが、父の血をしっかりと引き継いでいるようです。
今年のユニオン募集馬でダイワパッション2017とサンビスタの2017に並ぶクラシック候補だと思います。もちろん、スピードを活かしてマイルでももちろん良さそう。
また、馬体関連で加えて一つ言うと、管囲が21センチとちょっと太め。ダートにも向いていたりするのでしょうか。一口価格が高額になってくると、やっぱりある程度つぶしが効く活躍をしてほしいものですから、これは高ポイントかも。
余談ですが、ロードで募集している2歳馬ロードソリッドも血統は芝向きと思わせて、育成ではダート向きと言われています。キズナ産駒は芝一辺倒ではなく、ダート兼用馬なのかもしれません。
キズナ産駒の傾向を知るためにも、注目の一頭です。