4月と言えばエポカドーロ
新元号が発表されたにも関わらず、今朝になってもカレンダーをめくってないことにさっき気が付きました。
そこでぺらりとめくったら、なんとエポカドーロ。
ちょうどユニオンの募集馬を見て妄想しているところだったので、なんかうれしいです。
ルーレットエルフ(スウィートエルフ17)
というわけで(?)、ユニオン2歳募集馬の中でビビッと来て、チェックしている馬のご紹介。ユニオンPEGASASU23 ルーレットエルフ(スウィートエルフ17)です。
父…カジノドライヴ
母…スウィートエルフ
母の父…タマモクロス
参考:https://www.union-oc.co.jp/id/3223#open_PROFILE
出産年齢と成績の関連性
出資馬を検討するとき、何を見るかって人それぞれだと思うのですが、私が主に見るのは血統表と母の戦績で、特にひゅっと最初に目が向くのは母の出産年齢だったりします。
POGをしている時に実体験として学んだのですが、早く生まれ過ぎても、遅く生まれ過ぎても、産駒の成績はよくはならないものです。
引退後初めての子供(多くは、7歳や8歳の子供)は馬体が小さくなりがちで体調管理が難しく、高齢の子供(主に、14歳以降くらい)は母の活力が伝わりづらくなってしまうから、と勝手に想像しています。
9歳~12歳くらいの産駒がベストというのが自分の感覚です。まあ、所詮あてにならない一口馬主2年生の感覚ではありますが。。。
ただ、産駒が多くなると良いこともあります。それは過去の母の産駒から傾向をつかんで種付けと育成ができること。本募集馬ルーレットエルフはそれに該当していると私は思います。
母の繁殖実績は「素晴らしい」の一言
スウィートエルフは芝の短距離路線で活躍した馬でしたので、引退後7頭生んだ子供たちの多くはその芝・短距離路線を意識して配合されてきていました。フジキセキ、キングズベスト、アドマイヤムーン。狙いは当然だと思います。
ただ、結果として生まれた子供たちの良績はダートの中距離に集中したというのが生産者の見立て。サラブレッドの難しいところが出ている…笑
であれば、母の最後の産駒としてダート系種牡馬を、と迎えられたのが父カジノドライブ。カジノドライブ産駒の全勝利数におけるダート勝利数が占める割合は90%以上。振り切ってきました。こういう大振りはスカッとします!
そんな期待通りにルーレットエルフは成長をしていて、非常に馬格があるタイプ。しかも勝気な性格ということで、成績が安定するダート馬の条件である「前目前目につけてパワーで押し切る」そんな馬になることが想像されます。
預託先は青木孝文調教師。ラフィアンでおなじみ、と思っていましたがまだ開業されて3年目なんですね。知りませんでした。もう10年くらい経つとばかり。ルーレットエルフの近況をホームページで見ると、北海道の牧場にわざわざ足を運んで本馬の様子を見ている真摯な姿勢。いいなあ、と思います。
総募集価格は控えめですが、狙うはダートの大舞台。母の父タマモクロスということも含めて、ロマンを感じさせてくれる一頭です。