【一口馬主ブログ】一口馬主の雑記帳

零細一口馬主のブログです。ロードサラブレッドオーナーズで2018年に一口馬主デビュー。2019年にユニオンにも入会しました。

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Number最新号『日本ダービー革命元年』感想をつらつらと綴ってみる

 

愛読している雑誌、ありますか?

「社会人たるもの、日経新聞は毎朝読んで来るといいよ」

私が社会人になった10年ほど前、人生で初めての上司に穏やかにそう言われました。そして、まだ素直だった私は「ハイッ!」と宝塚の女学生のように食い気味に答え、さっそく翌日の朝、駅のスタンドで、買い忘れていたNumberの最新号を買いました。

何が言いたいかというと、私が朝一度も日経新聞に目を通したことがない怠惰な社会人であることではなく、私はそのくらいNumberを愛読しているということです。基本的には毎号欠かさず、目を通しています。学生時代からなのでおそらく愛読歴は20年弱になろうかと。

Numberの魅力はライターの筆力・文章力

私自身、スポーツは観る専門で、プレイするほうはからっきしの人間です。学生時代こそチビなのにラグビーをやっていましたが、下手糞でした。そもそも勝負事も弱いですし、一発勝負で人生が変わるようなヒリヒリするような舞台に立ったこともありません。今後もないでしょうね。おそらく。

そんな人間だからこそ、スポーツという実力勝負の世界で輝くアスリートには畏敬の念を覚えます。

そして、イチロー浅田真央のように『語られる側』になれなくても、彼らの雄姿を『目撃し、語ること』はしたい。おこがましいですが。

Numberは私にとってそんな『目撃し、語ること』を実現してくれる最良の雑誌です。各ジャンルにおける専門ライターが現場に赴き、舞台裏から現場を観察し、取材し、そしてそれを綴る。ルポルタージュはもちろん、インタビューも良質で、読んでいて思わず涙がこぼれることもしばしば。(晩酌しながら読むのは危険です。)

時に「これは詩なのか?」と思えてしまうほどライターが悦に入っていて、逆に冷める記事もありますが、それはご愛敬でしょう。

今週号は競馬特集。『日本ダービー革命元年』

Numberへの想いがあふれて前置きが長くなってしまいましたが、先週の木曜日に発売されたNumberの最新号は競馬特集です。副題は『日本ダービー革命元年』。なんで『令和元年』にしなかったのかと思ったのですが、読んでみて合点がいきました。今年のダービーが今週末に行われる令和初の日本ダービーにフォーカスしているわけじゃなくて、時代を変えた7つの日本ダービーに焦点を当てているんですね。

「時代を変えた7つの日本ダービー

ちなみに、特集されている7頭は

・アグネスフウジン

ウイニングチケット

タヤスツヨシ

ネオユニヴァース

キングカメハメハ

ウオッカ

キズナ

です。どれも読みごたえはありますが、個人的には巻頭のアグネスフウジンにグッと来ました。もちろん、リアルタイムでその場を目にしたわけではないのですが、文章を読んでいるとまるでその時に響いた「ナカノコール」が聞こえてくるようです。

あとはネオユニヴァースについては、M・デムーロジョッキーのインタビューをメインで構成されているのですが、最初の書き出しが秀逸。M・デムーロジョッキーの人間性を、ぬかるみを歩いた革靴と挨拶から表現。そして、見開きの片面にはそのM・デムーロジョッキーの姿。確かに足元にはぬかるんだ革靴が。まったく競馬を知らない読者だったとしても、きっと弾きこまれてしまう。必読です。

一口馬主的にはノーザンファーム天栄の特集も興味深い

また、中ほどにあるノーザンファーム天栄の特集も注目。外厩という言葉は一般の競馬ファンにも認知されていますが、その実態はネットや競馬雑誌などからおぼろげに漏れてくるだけで、中々つかめません。しかも、多くの特集がやっぱり「馬券」という観点で分析を行いますからね。

一口馬主的には、自分の馬を育成・調教する施設なわけですから「全貌をばくっと」知りたいのが最初でしょう。そういった観点で今回のNumberに載っている特集は興味深いです。

ノーザンファームが王者たる由縁と言いますか、凄みを感じますね。いやー、王者キャロットにも入会したくなる(笑)

7月から新規会員募集の際にパンフレットをもらってしまおうかしら。でも、本気で検討を始めたら入会申し込み、しちゃうだろうなぁ。

次は海外競馬特集もお願いします!(?)

以上、ざっくりとですが、読んだ感想でした。競馬特集は年に数回ペースで発刊されているのですが、今から次が楽しみです。

おそらく、文藝春秋の編集の方々が当ブログを見ることは日本から梅干しが無くなるくらいありえないと思うのですが、ぜひ次回は海外競馬特集をしてほしいですね。今年の凱旋門日本ダービー制覇の最右翼であるサートゥルナーリアが挑むことがあれば、特集の価値ありだと思います。

オルフェーヴルが手をかけた世界の扉をこじ開けるのは誰だ?』

『すべては母シーザリオから始まった』

とかどうですかね?

ちょっとしたコラムにはJRAのヒーロー列伝について載せるとか。何て言ったって、シーザリオのヒーロー列伝は「その日、彼女は二つの国の女王になった」ですからね。女王の息子が日本とフランスで王となったら…震えます。

 

妄想爆発で失礼しました。でも、そんなコラムとか記事で、一冊いかがでしょう?

出たら絶対買います。2部買います。

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捨てずに取ってあるバックナンバー。電子版も買ってます。アホです。