ロード募集馬:メリディアン
今年デビューのロード出資馬、2頭目はメリディアンです。ロードの冠がない=牝馬ということで、初めての牝馬の出資馬になります。
ちなみに、まだ満口になっていない模様です。
■ロード募集馬URL
https://www.lord-to.co.jp/boshuba.html
メリディアン
父…ロードカナロア
母…パーフェクトトリビュート
母の父…Dubawi
※写真の掲載、URL・コメントの一部転載は株式会社ロードサラブレッドオーナーズに許可を頂いております。
注目すべきポイント(血統面)
注目すべきは母馬です。イギリスで3勝をあげていますが、そのうちの1つが1,400メートルのGⅢです。チャートウェルフィリーズSというレースで、イギリスでは有名なGⅠマイル競争であるクイーンアンSのステップレースとして有名なレース。
日本でいうところの安田記念(1,600メートル)のステップレースですから、京王杯スプリングS(1,400メートル)勝ち的な感じでしょうかね。
母父のDubawiは世界にその名を轟かす名種牡馬。シャトルなんか当然してませんから日本では子供は走っていませんが、その種付け料10万ポンドです。ってことは約1,500万円弱。ロードカナロアより高い!
成績だけではなく、血統背景からもケイアイファームも相当な期待をもって購買してきた繁殖牝馬であることは間違いありません。
自牧場が生産したNo1種牡馬のロードカナロアを付けたのもその期待の表れだと思います。
芝の短距離~マイルで活躍するイメージを血統からは感じました。
ちなみに、母パーフェクトトリビュート自身はサンデー系の血が全く入っていないので、本来はサンデー系種牡馬、例えばディープインパクトはもちろんダイワメジャーなどスピードに勝るタイプ、を付けることも今後は出来るはず。実際、来年のデビューの2018年産はディープインパクトの牡馬です。ロードでは最高価格帯の募集馬になりそう(笑)
なお、育成段階の今、牧場のコメントでは
・我の強い
・根を詰めるとピリピリして来そうな雰囲気を持つ
・以前より触れている通りにハッキリ主張するタイプ
・気性面に十分な注意を払いながら大事に作り込みたい
といった短距離馬、牝馬、でもよく聞かれる気難しさを感じられるものが多いです。
ロードカナロアの産駒は従順なタイプが多いのですが、母に似たおてんば娘なのでしょうね。
注目すべきポイント(厩舎面)
そうなってくると、委託される厩舎の手腕が問われるのですが、厩舎は関西の友道厩舎。
ロードの母体のケイアイファームは千葉に育成拠点を持っていますが、関西には拠点はありません。
そうなってくると、関西厩舎に入厩した場合、厩舎で育成する時間はどうしても長くなるわけですが、友道厩舎は社台・ノーザンと関係性が深い厩舎のイメージがありながらもその実、個人馬主の馬や中小牧場の馬でも厩舎中心で調教を行い、満遍なく良績を上げている珍しい厩舎です。
しかも、牡馬・牝馬の成績の偏りがなく、傾向としては出来るだけ「長めの距離」をもたせる方針で調教しています。
メリディアンがピリッとした性格の牝馬であることは募集時のパンプレットからもわかっていましたので、ロードが友道先生とともに距離の融通を効くような馬に育ていこうとする意志を感じました。
もっとも、すべてブログ主のの思い込みかもしれませんが(笑)
でも、『血統から感じる活躍のイメージ』『牧場のコメント』『厩舎の特性』の3つが重なった馬に出資できることってとても幸せなことだと思ってます。
金銭的なメリット&近況!
ちなみに、金銭的なメリットで言うと、ロードの場合は先行申し込みで未来の出資馬に使えるポイントが10%分もらえ、引退時に牝馬は1割買戻しをしてもらえます。実質20%はお得に出資するこが出来るという考え方もあり、出資を決めました。
デビューはおそらく、ロードクラージュよりも若干早くなりそうな印象を受けますが、気性面に気を使っていただきながらじっくりデビューを待ちたいと思います。
※写真の掲載、URL・コメントの一部転載は株式会社ロードサラブレッドオーナーズに許可を頂いております。