外国馬ゼロの件については今更ですが…
今年もやってきましたジャパンカップ。今年は外国馬の参戦が無くてさみしい、という話はしばらく前にくだらない話をしてしまったので今日は触れません
(参考:https://www.hot-river.net/entry/JC_kaikaku)
面白い視点だなと思ったのは今週号のGallopの表紙。
『欧州の名手、東京に集結』
とあります。なるほど、この視点は無かった。
世界ナンバーワンジョッキーであるデットーリジョッキーをはじめ、日本ではお馴染みになったムーアジョッキー、スミヨンジョッキー、ビュイックジョッキー、また若手の凄腕と名を上げたマーフィージョッキーもジャパンカップに参戦します。ルメールジョッキーとデムーロジョッキーもカウントすれば、出走馬15頭のうち、外国籍のジョッキーは実に7人。まだまだJRA競馬学校を卒業した日本人ジョッキーが多い日本競馬界では珍しいことかもしれません。よく来日してきてくれました。
なんだかレース予想の記事を書いていると思い出話が多くなりますが、ブログ主はむかし海外で働いていたことがあります。駐在地は東南アジアの一国です。
といっても、1年単位の長期放牧みたいなものですから、所詮その程度のもの。自慢できるものでもありません。
で、そんな短い時間の中でも割とはっきり覚えていることがいくつかありまして。そんなものの1つが、『視線』です。
渡航先の国で、現地ナショナルスタッフから浴びた「どれ、日本人のお手並み拝見」的な視線は今でも覚えています。言葉を悪くしてしまえば、『お前は俺たちのために何をしてくれるんだ』という値踏みです。
あの視線は生涯忘れないでしょう。乗り越えはしましたが、今、また同じ環境に赴くのは結構な覚悟がいります。
コミュニケーションは大事。相手の国と文化を尊重するのはもっと大事。でも、それと同時に自分の実力を認めてもらうこともどうしても必要だったんです。あの値踏みの時間は辛かった。
だから、仕事のために海を渡ってくる外国人ジョッキーに私は畏敬の念を覚えざるをえない。日本の若手ジョッキーも近年はオーストラリアなどの武者修行に行っていますが、彼らも凄い。
競馬はどんなにきれいごとを言ってもギャンブルですから、結果を出せなければ知らない言葉で罵声を浴びせられることもあるわけで。キツいだろうな。自分だったら吐いちゃいそう。
外国馬いないのは残念ですが、そんな心身が強いジョッキーの祭典と見れば、楽しみも増えます。楽しんで予想をしたいと思います。
本命はレイデオロ
さて、どうするか。今年は非常に難しいです。確固たる主役はいないなんて言い方をされていますが、メンバーはやはり中々粒ぞろい。アーモンドアイで慣れてしまっていますが、本来GⅠはこれくらい悩ましいほうが好みが分かれていいですね。こういう時は好きな馬を本命にします。当たるとか外れるとかは、別問題(?)です。
というわけで、本命はレイデオロ。東京コースと最も合う馬ですし、調教も非常に良い。他のダービー馬(ワグネリアンとマカヒキ)には負けたくないところ。
対抗はダンビュライト
そして、対抗は空気の評価に甘んじているダンビュライトを。ルーラーシップ産駒は5歳くらいでググっとピークが来ますので、あとから降り振り返ってみれば…の激走に期待。
え?前週のマイチャンの予想で捻って対抗外してましたよねって?
…ははは、自分で言うのもなんですが、懲りない男です。
紐はワグネリアン、スワーヴリチャード、ユーキャンスマイル
紐は天皇賞秋組の3頭をピックアップ。どの馬も人気馬ですが、どの馬も切れません。その代わり、それ以外のローテーションの馬はバッサリ切りたいと思います。天皇賞秋⇒ジャパンカップの王道ローテが健在であることはここ10年の3着以内の馬からも明らかですからね。
まあ、好きな馬を本命に選んでおいてデータとか言っちゃう自己矛盾には目を瞑ります。
買い方は馬連とワイド
買い方はまずはいつもの馬連。
レイデオロ⇒ダンビュライト、ワグネリアン、スワーヴリチャード、ユーキャンスマイル
で4点。
次に、これまた、いつもの対抗からの抑えのワイド。
ダンビュライト⇒ワグネリアン、スワーヴリチャード、ユーキャンスマイル
で3点。
合計7点。以上。
どれが当たっても配当はたいしてつかないと思うので、購入金額を少し厚くするのも面白そうです。