キングカメハメハの後継種牡馬争い
先日、レイデオロがキングカメハメハの後継種牡馬として有力だという話をしましたが、よくよく考えるまでもなく、キングカメハメハの後継種牡馬の争いは激化しています。今現役の後継種牡馬をざっと思いつくだけでも、
と名前がスラスラ上がります。後継種牡馬一番手は金額的にはロードカナロアなのでしょうが、やはり距離的な限界も感じるところはあり、「キングカメハメハらしい」産駒を出せるかどうかは正直わからないと考えている生産者も多いでしょう。となると、レイデオロあたりが巻き返す可能性はまだまだあり、バチバチと鍔迫り合いをする近未来が想像できます。
ただ、ひっそりと始まっている大物種牡馬の後継争いもあります。ハーツクライです。
スワーヴリチャードが電撃引退⇒ハーツクライ後継として種牡馬入り
先日、18年大阪杯と19年ジャパンカップを勝利したスワーヴリチャードが引退しました。故障を起因とする急報だったのでビックリ。
スワーヴリチャードはクラシックシーズンでは主役にはなれませんでしたが、古馬になってから成長が見られたハーツクライ産駒らしい馬だっだので種牡馬としても非常に楽しみです。
ただ、くしくもと言いますか、同じくハーツクライ産駒でジャパンカップを制しているシュヴァルグランも先日引退しています。
そう、ハーツクライの後継種牡馬はジャスタウェイが一本足打法の状況でしたが、だんだんと役者がそそってきているのです。
具体的には、メインどころは以下のような感じかと。
ヨシダ
スワーヴリチャード
距離的には中~長距離に適性がありそうな馬が多いですが、豪華な面々です。また、気が早いですが、先日の朝日杯を勝ったサリオスが3歳クラシックを勝つようなことがあれば、上記面々に加わりそう。
ハーツクライ自身は19歳でも元気いっぱい
とはいえ、ハーツクライは今年19歳になりますが、まだまだ元気一杯。だんだんと貴重になっているサンデー直仔の種牡馬として一番手として2020年の種付けシーズンをこなすことでしょう。
キングカメハメハが体調を崩している時にロードカナロアがアーモンドアイを輩出して後継種牡馬筆頭に躍り出たように、ハーツクライの後継種牡馬たちも今のうちにどれだけ存在感を示していけるか。
ジャスタウェイ産駒のフレーヴォに出資している私としてはジャスタウェイを一押ししておきます。
( *´艸`)