現状、日刊POG人気No.1の馬
POG好きの人の大半がエントリーすると思われる日刊競馬POG。既に2021-2022シーズンが始まっており、指名馬は決まっていませんがとりあえずエントリーしました。
実は、マニアックな使い方なのですが、指名馬ゼロの状態でもエントリーすれば指名馬ランキングを見ることが可能で、そこで現状の一番人気の馬をチェック出来るのです。大規模なPOGサークルに所属している方にはドラフト戦略としておススメの使い方だったりします。
で、調べてみたら、現状1番人気はこの馬でした。コンドコマンドの2019です。
『コンドコマンドの2019』(牡馬)
馬名: コマンドライン
父: ディープインパクト
母: コンドコマンド
母父:Tiz Wonderful
厩舎:国枝 栄
生産者: ノーザンファーム
〇POGで気になるポイント
サンデーレーシングで総額1億4000万円で募集されている今年の看板馬ですね。国枝先生からは早くも「来年のダービー馬だよ」なんてコメントも飛び出しているとか。ファンサービスもしてくれる先生なので鵜呑みには出来ませんが、期待していなければ言わないでしょう。
母コンドコマンドはスピナウェイS(GⅠ)を制覇。その他にもガゼルS、デムワーゼルSという二つのGⅡに勝利しています。現役は2年間と短かったですが、勝ったレースの勝ちっぷりはとにかく圧巻で、ダート競争とは思えないほど2着を千切って勝つという力強い牝馬でした。アメリカ市場に残る名種牡馬のシアトルスルーのインブリードクロス(18.75%)がその爆発力を産んだのかもしれません。
来日してからはノーザンファームの一線級の種牡馬を配合され、初年度にマイル路線で活躍しているアルジャンナ(父:ディープインパクト、つまり本馬の全兄)を産んでいます。産駒はデビューしているのは2頭ですからまだまだ繫殖牝馬としての真価が問われるのはこれからとはいえ、上々の滑り出しです。
ディープインパクトとの配合で言えば、Unbridled′s SongやStrom Catが定番ですが、馬体に頑強さやマッチョな血を伝えてくれるシアトルスルーの血も悪くはありません。実際、本馬は既に520キロを超える雄大な馬体をしているようです。
ちなみに、もうすでに入厩もしているとのこと。順調であれば6月デビューという王道路線も見えてきそうですし、新聞をはじめ、色々と情報も入って来そうなこともシーズンを楽しむ意味で良さそう。
指名した場合はベタベタな指名で笑われるかもしれませんが、そういう指名を出来る人が優勝するのもPOGあるあるです。