【一口馬主ブログ】一口馬主の雑記帳

零細一口馬主のブログです。ロードサラブレッドオーナーズで2018年に一口馬主デビュー。2019年にユニオンにも入会しました。

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2019年3歳馬ダート路線(クラシック)…ってなんだっけ?

3歳馬クラシック本番

いよいよ、明日はオークス、そして来週はダービー。競馬ファンにはたまらない季節ですね。特に愛馬が出走するなんて人は今からワクワクが止まらないのでは。一口馬主2年目の私にはクラシック路線にのっている愛馬はありません。現3歳世代は2頭しかいないし、仕方ない。

もっとも、愛馬のロードグラディオがNHKマイル(GⅠ)に出走してくれただけでも十分満足ではあるのですが。私は「高望みは叶わない」と思っておくたちです。

で、そんなロードグラディオの次走が6月16日(日)ユニコーンS(GⅢ)ダート1600mと発表されました。一部の出資者(私も含む)が望んでいたダート路線へのチャレンジとなります。調教師の西浦先生、さすがです。

ユニコーンステークスジャパンダートダービーの前哨戦。なのに…

でもですね、このユニコーンステークス、実は知名度も注目度も低い重賞です。私も馬券を買ったこともないです…

3歳で行われるJRA初めてのダート重賞という位置づけであり、3歳ダートクラシック【ジャパンダートダービー】の前哨戦なので、もっと注目されていいはずなのに。おかしい。函館2歳ステークス札幌2歳ステークスはみんなガッツリ注目するのに。なんで?

ここからは想像ですが、原因を2つほどあげると、

原因:時期が悪い

多くの競馬ファンにとって、区切りを象徴するレースっていくつかあります。例えば、「1年の計は金杯にあり」とか「高松宮記念が春の始まりを告げる」とか「締めは有馬記念」とかですね。その中に「3歳春クラシック総決算は日本ダービー」ってのもあります。結構重めに。

そんな区切りの後に3歳ダート競争のクラシック前哨戦をもってきても、印象が薄れてしまう。

原因:そもそも3歳ダート路線が確立されていない

こちらのほうが大きいでしょう。JRAにおいて、3歳のダート路線自体がそもそも実態としては「ない」のです。2歳~3歳にかけての上級ダート競争番組の設定も少なさからもそれが伺えます。さくっと調べてみただけですが、2~3歳のオープン競争(重賞除く)が芝は17レース設定されているのに対し、ダートは6レースだけ。少ない。比率3:1です。コーヒー派と紅茶派の比率くらいでしょうか(適当です)。

上級レースが少なければ、それだけ上級馬が減り、結果的に盛り上げりにも欠けていくのは当然です。「日本ダービーの最後のイスをかけてプリンシパルステークス!」みたいな煽りも無くなるわけですから。

その理由は…?

私が持ったような疑問を持つ方は多いらしく、ダート路線の拡充自体は何年も前から話題には上がり、JRAにわざわざ質問までしている方もいらっしゃるようです。ただ、それに対して明確な回答はないようでした。

個人的には、番組を決めるのは主催者であるJRAの裁量であり、その設定に対して聞かれてもJRAが一々答える必要はないと思うのですが、答えないことが疑惑を呼ぶのか、例えば

「ダート競争は売上が下がるから設定したくないのだろう」

「ダート重賞を勝った馬が日本ダービーに出ると邪魔だと思ってるんだ」

地方競馬への忖度(ダートと芝のすみ分け)だ」

などなど、半ば陰謀めいた説まで飛び出しており、中々面白いです(笑)

とはいえ、動きもある。

もっとも、JRAも3歳ダート競争のことを考えてはいないわけではない。具体的な取り組みは、2016年から始まった【JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY】でしょう。

ダート競争の本場であるアメリカのケンタッキーダービー(G1)への出走ポイントが付与されるようになっています。

(参考:http://jra.jp/news/201809/091304.html

海外馬券の発売に力を入れているJRAらしい施策だと思いますね。私は海外競馬場への旅打ちも夢の1つなので、こういう試みは結構好きです。

…でも、馬主として考えると、日本国内のダート競争を充実してくれたほうが、身近でうれしいのですけど。どっちつかずが一番よくないのはわかっていて独り言です。

最後に一口馬主的な観点で

たとえ話として、2015年にデビューした2頭の馬を挙げてみたいと思います。2頭とも他の一口クラブですが、好きな馬です。

ルヴァンスレーヴ 8戦7勝(獲得賞金1億6,344万円 (中央) /1億2,500万円 (地方))

ステルヴィオ 11戦4勝(獲得賞金2億9,384万円 (中央))

ルヴァンスレーヴは2歳から3歳までで国内で出走できるダート競争をほぼ無双した現役ダートの最強馬です。種牡馬入りもほぼ確実でしょう。これからの走り次第では、歴史的ダート名馬の称号を得る資格がある馬です。

ステルヴィオは2歳最初の新馬戦からデビューし、皐月賞、ダービーにも出走。その後、マイルチャンピオンシップを3歳で制しているように、トップマイラーの道を順調に歩んでいる期待馬です。何より、怪我をしない馬主孝行な馬。素晴らしい。

どちらも名馬。そのことを私は否定するつもりは全くないです。

ただ、獲得賞金を見た時に、この2頭がほぼ同等の評価となってしまう。もし、ダートと芝で同じような番組設定をされていたとすれば、おそらくルヴァンスレーヴは数億円レベルでの賞金の上澄みを出来ていたはずです。ルヴァンスレーヴの一口馬主であった時のことを想像すると、時に複雑な思いがこみ上げてしまうのではないでしょうか。

 

もっとダート馬に日の光が当たるようにしてほしい。

愛馬ロードグラディオのユニコーンステークス出走からそんなことに思いを巡らせました。